9/10-今日会いに行きたい!〚あの気になる土偶〛
笑顔とおしゃれ
英国のエリザベス女王を思い浮かべたとき、私の頭に一番に浮かぶのは、上品な笑顔とトータルコーディネートされた美しい装い。
新聞の死去を報じる記事には、今年6月即位70周年を迎えられバッキンガム宮殿のバルコニーに立たれる姿がありました。
淡いブルーのお洋服とお帽子でまとめられたコーディネート、シンプルなパールのイヤリングとネックレス、そして満面の笑顔。
その姿は、聡明で機智に富んでいたと言われる女王陛下が映りだされているようです。
今日会いに行きたいのは、少し女王の面影を感じるような縄文時代中期の土偶です。
頭の上にあるものは、当時の髪型であると言われていますが、何か帽子のようなものにも見えますね。
ハートの顔に切れ長の目、笑顔の素敵な土偶です。
この土偶、どこかで見かけたような…
そうです。あの国宝 縄文のビーナスにとても良く似ています。
顔や頭の形からは、縄文のヴィーナスのミニチュアのように見えます。
でも、ヴィーナスよりもずっと身近に感じられる…それは素敵な笑顔がもたらしてくれているのかもしれませんね。
どちらも八ヶ岳周辺に位置する遺跡の出身、縄文時代の美しく、強く、たおやかな女性を表しているように思えます。
少し前にテレビで見た女王の装いは、明るいグリーンのお帽子とワンピース。こんなにもグリーンを着こなせる人は他にはいないのでは、と思ったものです。
もう、そのような姿を見ることができないのは何とも寂しいです。
エリザベス女王のご冥福を心からお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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