明治と昭和の宮大工たちの心意気
縄文の女神に会うために訪れた山形県、
このところの天気予報で見聞きする雪情報に、山形の縄文時代の冬の生活がどんなものであったかと、思いを馳せる日々です。
その縄文の女神のいる山形県立博物館のすぐ近くに、明治初期の擬洋風建築の最高傑作と言われる建物があります。
瀟洒な外観が際立つ建物は、1971年(昭和46年)に開館した山形市郷土館。
もともとは1878年(明治11年)にここから1㎞程の場所に建てられた病院であり、解体・復元され郷土館として保存されている建物です。
旧済生