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縄文のおはなし

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不思議な縄文時代のあれこれ… 土偶にこめられた縄文人の気持ちや祈りや、縄文時代の暮らしの様子などを知っていただけたら嬉しいです。
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記事一覧

【仮面で変身!】ふむふむ、縄文時代って、そうだったんだぁ

もうすぐハロウィン♪ 先週末、一足早く仮装やコスプレを楽しむ人たちの姿が街中で多く見られ…

のんてり
4日前
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【秋の足元】ふむふむ、縄文時代って、そうだったんだぁ

本格的な秋の深まりとともに、ソックスやブーツなど足元のおしゃれも気になり始める頃です。 …

のんてり
12日前
73

【木の実拾い】ふむふむ、縄文時代って、そうだったんだぁ

実りの秋がやってきました。 縄文時代はクリやクルミ、ドングリなどの秋の味覚「木の実」が主…

のんてり
3週間前
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縄文人は化石を見て何を思う?

「この発想はどこから生まれたのだろう」 縄文土器のたとえようのない文様に、いつも首を傾げ…

のんてり
1か月前
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土偶は壊され、何処へ…

縄文時代の土偶は人形とはいえ、そのほとんどは完全な形で出土することはありません。 焼き物…

のんてり
1か月前
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透明なキラキラに心は踊らない?

「2492カラットのダイヤモンドが発掘された」 史上2番目の大きさのダイヤモンドの原石が、ア…

のんてり
2か月前
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土器作り、あなたは得意or不得意・好きor嫌い

博物館に並ぶ何千年も前に作られた縄文土器。ため息がでるほど繊細な細工や、創造性あふれる土器が数多く見られます。が、…。 それは偶然から始まった? 最初に作られた縄文土器は、器としての役割そのものが重視されるように、何の文様もなく素地そのままでした。 ある時、縄文人はその器面を飾ることを知ることになります。 まだ乾かない土器の表面に偶然に縄が押し付けられ、縄の跡がついたのです。これが土器に文様が付いた瞬間だった、と言われています。 それを機に、土器に文様を付ける創造的な

気になるのは『土製の耳飾り』

おしゃれ、していました! 文字のなかった何千年以上も前の縄文時代。 その頃の様子を知る主…

のんてり
2か月前
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プライドポテトと国宝土偶カックウの意外な関係

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、2021年7月に世界文化遺産に登録されてから早3年。 日本で…

のんてり
3か月前
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ふぅ~、ちょっと一休み

とろけそうな暑さの毎日に、 「昔はこんに暑くなかったのに~」と嘆く声がしばしば聞こえてき…

のんてり
3か月前
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みんなの宝物

縄文時代の遺物を求めて各地を廻っていると、 「これはいったい何だろう⁈」と首を傾げたり驚…

のんてり
3か月前
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やっぱりヒスイが好き!

淡い緑の美しい石…翡翠。 その艶やかな美しさは、数千年前に生きた縄文人たちの心を強く惹き…

のんてり
3か月前
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あなたは、だれ?

皆さんはチョコレートやココア、お好きでしょうか? ほっとしたい時や疲れた時、カカオのビタ…

のんてり
4か月前
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夏の夜の調べ

あっという間に6月も半ば。そろそろ夏のイベントが気になり始めました。花火や音楽フェスなど、日暮れからの楽しみも夏ならではですね。 私が夏の夜で思い出すのが、随分前に観た静岡県・伊豆での僅かな観客に向けた「薪能」。 夜7時頃、完全に日が沈み、薪から炎が上がると、一気に笛や太鼓、謡と舞いが始まり、リズミカルでドラマチックな幽玄の世界が繰り広げられていきました。 そして呆然としている間に薪の炎が消え、もとの静寂と暗闇な現実へと戻ったのです。今振り返ってみると、どんな演目だったのか