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お笑いを語る芸人さんが好きって話

ゴッドタンのお笑いを語れるVARとか、賞レース前後の芸人さんのラジオとか、そういえば好きだったな



最近になってさらに思う、お笑いの話をするお笑いの人が好きだ



お笑いオタクぐらいお笑い好きな芸人さんのお笑いの話、めっちゃ面白い
自分が思ってることが言語化されて共感できる感じがして、楽しい


ニューヨークの屋敷さんとか、令和ロマンの高比良くるまさんとか

新道辰巳さんとか
(この人はちょっと違う時もある)



屋敷さんあんなに忙しいのにM-1後のランジャタイのぽんぽこ生配信観ててびっくりした、そんなところまで観てるとは


くるまさんの2020年M-1準決勝レポート、たまらなく好きなんだよな

一人で準決勝のライブビューイングを観に行った帰りの電車であの激アツレポートを観て、もうめちゃくちゃ脳がドバドバした
賞レース特有のあの感じ、超興奮するよね



ケープロで「語らせろ!!」というお笑いが面白いことをただ語るライブがあった
ああいう、お笑い好きが集まってお笑いの話をするのを見るのは、一番楽しい

このライブにも令和ロマンのくるまさんが出ていたんだけど、どうやら私は彼のお笑いトークが相当好きっぽい



2020年12月、令和ロマンの主催ライブで「M-1ガチンコファイトクラブ」という企画をやっていて、もうこれがめちゃくちゃ面白かった

くるまさんが後輩漫才師3組のネタを見て講評するという最高企画


配信チケット売られてたけどもう買えないから、今このライブの感想を書いてもあれなんだけど、絶対またやってほしい企画だから書いとく


3年目でバリバリM-1出てる人の漫才講評、なかなか聞けない

1時間のライブで、3組のネタが終わった時点でだいぶ押してて講評の時間は30分あるかないかくらいだったんだけどやろうと思えば2時間くらいは喋れたペースの早口だったくるまさん


後輩3組(しののめの・更級第3小節・金魚番長)のネタもちゃんと面白かったんだけど、”M-1に向けた漫才”としての細かいアドバイスが的確過ぎて素晴らしかった


結局彼らのネタを見ていないとこの文章は意味が分からないと思うから備忘録的に書いとくけど、

しののめのは、漫才コントに入る前に言う設定が少し伝わりにくいからシンプルにしたほうがいいとか、最後にアドリブを入れたところがすごく良いと評価していたり

更級第3小節は、ボケとツッコミの喋るタイミングが決まっているスタイルの漫才をやっている分、客にボケるタイミングがわかって先読みされてしまうという点が惜しいとか、マイクの使い方が浅い芸歴にしては超うまいと評価されていたり

金魚番長は、ネタ自体の完成度はかなり高いけどボケが漫才コントの設定を提案することに少し違和感があるとかないとか


とにかく、素人が見ていて全く気付かないような細かい点をバシバシ指摘していくのが超気持ちよかった
お笑いの熱い話を聞いた後に誰かとお笑いの話をしたくなる、あの時の感覚



あと私が特に好きだったのは、金魚番長が序盤でネタを飛ばしたとき、ネタ中に飛ばしたことを言ったことに対して「お前らはそれを言ったほうがいいタイプ」と褒めていたところ

そのコンビがどう面白いことをするか、”誰”が”何”をするかの”誰”の部分が漫才には大事なんだろうなと、漫才のプロの頭の中を素人が少し覗かせてもらえたような楽しく貴重なライブだった

(ちなみに、カバー画像になってるステージ上にあったホワイトボードはくるまさんの講評が早口すぎて一切利用されなかった)


令和ロマンは若いうちにあれだけ結果も残しているんだから、こういう企画バンバンやっていってほしい

やりすぎると武智さんみたいな”M-1だけくん”になって修羅るから怖いけど(笑)


だから、芸人さんには好きなお笑いの話を好きなだけしてもらって、私のようなお笑いの話聞きたい人間を幸せにしていってほしい

お笑い最高!M-1最高!














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