『トンネルで叫ぶ』

鳴らす靴の音エフェクトが掛かり私の音から知らぬ者の響きへと鈍音の輪を成し暗闇の先へと離れていく、私の音は何処へ行った?
私は叫ぶ、トンネルで叫ぶ、私の叫びは繰り返され鈍く木霊し真っ黒な彼の声へとなり闇に吸い込まれていった。

#六畳一間の詩

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