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新人が開業して食べていきやすい行政書士業務とは


行政書士の廃業率は高い

行政書士は食えない資格と、よく言われます。
たしかに廃業率はめちゃめちゃ高いと思います。
新人の多くは、3年以内に消えていきます。

ですから、行政書士会に長年いると、多くの新人が登録して退会していく姿を目にします。
毎月行政書士会の会報が事務所に届きますので、入会者と退会者がわかるからです。

廃業していく方には、それぞれ理由があります。
中にはそこそこ稼いでいても、何らかの理由でやめていくケースもあります。

行政書士業務で食べられるもの

行政書士が作成できる書類は6千~1万種類とも言われています。
業務が幅広く、何でもできるようなイメージを持つかもしれません。

ですが、食べられる、収益の上がる分野は概ね限られています。

・建設業許可、産業廃棄物収集運搬業許可関連
・在留資格、帰化申請関連
・風俗営業許可、飲食店営業許可関連
・法人設立関連(医療法人、社会福祉法人、一般社団法人、一般財団法人、宗教法人など
・運送業許可関連
・障害福祉指定申請関連
・補助金関連
・自動車登録、車庫証明関連
・土地手続関連
・相続遺言関連
・会計記帳関連

上記が代表的ですが、行政書士の中にはニッチな許可で稼いでいる人もいます。
そういう許認可を探して第一人者になるのも、面白いとは思います。

新人が開業して食べていきやすいお勧めの業務は何か

ここからは私の独断で、お話します。
既に手掛ける業務が決まっている、できる業務がある方には不要だと思います。
また、ご自身の経歴を活かしたほうが食べていきやすい面もあります。
ご興味のある方だけ、ご覧ください。

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