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行政書士独立開業で食べやすくするためのアドバイス


行政書士は食べられない?

「行政書士資格を取っても食べられないよ」
多くの方から言われましたし、世間一般のイメージもそうなのかもしれません。
ですが、私は行政書士で10年以上事務所経営をして食べていますし、全国に5万人程度いる行政書士の中には高額所得者もいます。

ただし、私の肌感覚では行政書士で食べられている人は、20%くらいだと思います。
10%が世間で言われる高収入を得ているのではないかと、考えています。

残り80%が稼げていないのであれば、食べられない資格と言われても仕様がない面はあります。

行政書士で食べようとしていない層もいる

ただし、行政書士の中には司法書士や社会保険労務士、土地家屋調査士といった他資格との兼業者がいます。そういった方々は行政書士で食べていこうとしているわけではなく、他資格をメインに事務所運営をされているものです。

また、行政書士資格を無試験で取得できる元公務員の方々も一定数います。公務員を定年後に行政書士事務所を開業したけど、年金で食べていけるので、行政書士で食べていこうとはしていない、ポツポツと仕事をする程度でいいといった方々です。

主婦で夫の収入で家計は回っているけど、お小遣い程度、子育てとの両立で無理のない範囲で行政書士業務をしていきたい方も、います。中にはご主人の収入を遥かに超えて稼いでいる方もおられますが、極一部です。

上記のように、全国約5万人の行政書士の中には、行政書士で食べていこうとしていない層もけっこうな割合でいます。

つまり、真に行政書士で食べていこうとしていて食べられている割合は、一般的なイメージよりは高いです。

行政書士で食べていくには、行政書士の弱点を知ってから開業するのが一番!

行政書士で食べていきたいのであれば、予め行政書士の弱点を知り、対応策を練っていくのが一番良いと考えています。
以下、行政書士の弱点と対応策を説明します。

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