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選択肢が多すぎると売れなくなる理由

人間が1日に選択や決定する数は約3万5千回になる研究結果があります。
私たちは気づかないうちにたくさんの選択と決定をしながら生きています。

また人間の脳はエネルギー消費が多いので、現代社会では選択と決定による脳疲労が多いと言われています。
実はこれお客様への商品やサービスの提示量によっては売上に影響があるのです。

アメリカの行動経済学者のシーナ・アイエンガーという人が、スーパーで6種類と24種類のジャムを並べ、どちらが多く試食され、試食後に購入されるのかをテストしました。

どちらが多く売れたと思いますか?

結果は6種類のジャムのほうが売れたのです。

理由は、人は目の前の選択肢が多いと、選択を先延ばしにしたり、選択や決定を止めたりすることがあるからです。

これを決定回避の法則(またはジャムの法則)と言います。

ですので、バリエーションが多いと見た目がよさそうですが、多すぎると
要は「選ぶのが面倒くさくなって」購入されないということが起こり得ります。

この点に注意しながら商品・サービス提示量を考えていきましょう。

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