令和3年司法試験・最終結果(詳細版)

成績通知書が届いたので、総合評価及び所感をまとめました。
短答の結果の詳細については先日の記事をご覧ください。

結果

公法系 117.10点(上位13.96%)憲法B 行政法A 
民事系 227.04点(上位0.82%)民法A 商法A 民事訴訟法A
刑事系 140.67点(上位1.53%)刑法A 刑事訴訟法A
選択科目 65.89点(上位4.20%)
論文総合 550.72点(上位1.09%、28位
短答式 161点(上位0.71%、16位
総合 1124.77点(上位1.06%)

総合順位は2672人中26位でした。

所感

・良くても2桁に入るか入らないか位の成績だろうと考えていたので、想定よりも良い結果で驚きました。ただ、地味に目標としていた論文科目オールAが達成できなかったのは残念ですね… 

・科目ごとでみると、民事系>刑事系>選択科目>公法系の順に好成績となっています。これは完全に予想通りでした。
民事系は(民法の設問2を除いて)標準以上の答案を書けた自信があったこと、刑事系は目立った失点はないと思われたことからそれぞれかなりの成績を見込めると考えていた一方、選択科目は条文選択や題意の取り違えがあったこと、公法系は全般的に設問の意図が良く分からないままに突っ走ってしまったことから懸念していました。後者2つも、自分がやらかしたと思った割には点数が入っていたので安心していますが。

・他の方の成績表を見ていく中で、公法系科目の順位ランクAAでも得点が100点いかないこともあると分かったため、私の場合憲法の得点が極端に低く(40~50点ほど?)、行政法の得点が高い(70点前後?)ことが予想されます。そのため、私の再現答案は「憲法はやらかしているが他の科目は70点前後の得点を取れた答案例」と思って読んで頂ければと思います。

・司法試験は合否が全てで成績なんてどうでもいいと日頃嘯いていたものの、ここ数日は成績がどうなるか(合格発表の時ほどではないにせよ)気がかりで作業に集中できていませんでした。今は喜び半分、安心半分といった気持ちです。ここから気持ちを切り替えて、司法修習の準備等に臨みたいと思います。


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