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狭くて楽しい我が家

曲は『私の青空』、日本語歌詞では「狭いながらも楽しい我が家」。
原題は『My Blue Heaven(マイ・ブルー・ヘヴン)』。
1928年(昭3)、ビクター楽団のジーン・オースティンが低く穏やかに歌って大ヒットした曲です。
英語の歌詞では「狭くて楽しい我が家」。

今借りている家に大家(といっても、元同僚)が
12月に日本から戻ってくるので、
またまた引っ越し。
持ち家がないというのは、
本当に不便でちょっと惨めな
気持ちになるなぁ。

ハワイの賃貸料は「正気かよ?」と
言いたくなるような価格で、
一軒家の一部屋を借りるのに
月額15万円くらいは当たり前。
バス・トイレは個別でも、
キッチンやリビングはシェア。
当然、戸棚や冷蔵庫も共有になる。
ラッキーなことに友達のご主人の
知り合いのオハナを紹介してもらえた。
大家さんは日本人。
ま、オハナといっても離れているわけでなく、
同じ家の一階の一部を借りるんだけど。

次期大家さんは動物好きで、
2週間前には生後3日のヤギを
2匹引き取ってきた。
他にピットブルのミックスが2匹。
私は前の大家に見捨てられたチワワを
連れていく。
犬たちの顔合わせは済んでいて、
仲良くできそうでよかった。
ただ、今回のところは
今まで住んでいたエリアではないので、
意を決して野良猫2匹を家猫にするべく、
家に連れてきた。
次期大家さんはあまり猫は好きじゃないらしく、
(自称、動物は何でも好きと言ってたが)
「結局、猫、連れてくるんでしたっけ」と
さっき連絡があった。
彼が2匹の犬を日中はゲージの中に
入れているんだけど、その部屋は
私が借りる部屋の隣。
猫の臭いや気配で犬が吠えるようなら、
元いたところに戻してほしいと言う。
多少は吠えるかもしれないけど、
ずーっとわんわん吠えるのかなぁ?

2匹の猫は、私の方が
離れられないと思って連れてきた。
何せおうちの子にしたいと思い続けて
4年だから。
今いる家は一軒家だから広いけど、
今度のところはほぼワンルーム。
家猫修行も少しずつ体得してきたのに、
元いたところに戻すなんて・・・
何より、以前のように毎日会いに
行けなくなってしまう。
どうか、「狭くて楽しい我が家」の
生活があの子たちとできますように。

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