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斜視の手術と経過

息子にとっては2回目の手術。

当日、手術室に一緒に入りました。

確か、家族は入れないのですが

私が手術室で働いていたため、

点滴を採ったり、麻酔をかけたり、そばで様子を見ていました。

先生は「どう、なかなか準備が早いでしょ」と

私を見て、すこしドヤ顔でしたが、

確かに相当数をこなしている有名な先生だけあって

スムーズにすべてが流れるように進んでいきました。

斜視の手術自体は局所麻酔でできますが

子供は高学年になるまでは全身麻酔です。

1時間ほどして、手術は終わりました。

術後は何時間かして嘔吐があったり、

回復するまで看護師さんと話す時間がありました。

息子の発達の遅れについて、私の話を傾聴してくれたのを覚えています。

息子はいつもの元気は夜になってもありませんでした。

日帰り手術ですが、次の日に診察があるので

近くのホテルに泊まりました。

その後、次の週にまた診察。

そして徐々に診察の間隔があいて、

経過観察の受診が、5年程、夏休みと冬休みにありました。

落ち着くと1年に1回となり、その後2年に1回となりました。


点眼が3ヶ月くらい、これが結構めんどい

ゴーグルのような眼鏡も1ヶ月くらいつけます。

幼稚園にもつけて行きますが、友達に何か言われた覚えもなく

先生がうまく話してくれたようでした。

ちなみに、もうこの眼鏡使い道はないかと思いましたが

以前、私が揚げ物を作る時に、油が目に入った事があり

油はね防止で着けています。

これつけて揚げ物してる姿は怖いです。

眼の方は、まだ少し上にあがっているように感じましたが、

先生的にはばっちりとのこと。

何か良い影響が出ればいいけれど・・

幼稚園の先生は、そんな私の願いが聞こえたのか

「走る時に真直ぐに走れるようになったと思います」

良い変化を伝えてくれました。

元々視力は問題なく、立体視もできていました。

器用さ、理解力、学習面、

何かが変わるかと思いました。

その時の大きな気づきはそこまでなく

成長しても図形などの数学はやはり苦手でした。

もっと早く手術をしていたら、経過観察という3年間、

やはり専門の医師でないと見分けがつかないのか・・・。


でも、息子はそこから、たくさんのインプットは始まりました。

みる事が、脳へ影響、学習に影響するとは、

全く知りませんでした。

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