屋台の女性店主の心遣いに感謝する
タイでは移動屋台をよく見かけます。
改造バイクにキッチンが併設されており、
店主が、お気に入りの場所に出勤してきて
自慢の品々を 売りさばくのです。
今住んでいる部屋の窓から、
大通りを挟んでセブンイレブンが見えるのですが、
そのセブンの敷地 ぎりぎり侵入しない道路沿いに
豚串焼きと もち米のおにぎり(スティッキーライス)を
売りに来る女性店主がいます。
一度だけ偶然、 出勤のシーンを見れたのですが、
安全運転で
道を逆走していました(笑)
滞在するのは 早朝の通勤時間帯の 2時間だけで、
日曜日はお休みです。
車通勤時に、セブンに寄る人たちが、
良い香りに誘われて、買っていきます。
わたしたちも数回買いに行きました。
目の前で焼かれた串を 持ち帰ってすぐに食べられるのは、
最高に美味しいです。
もち米も 炊きたてが保温パックされており、熱々。
1回目は 串 3本と もち米 3つを注文。
2回目は 串 9本と もち米 3つ、
3回目以降は、串 18本と もち米 3つ、
と
コアなファンになっています。
無言で焼いてくれて、
6本ずつ3つの袋に分けて包んで、持たせてくれます。
もち米が 3つなので、
3人で食べていることを予想してくれているのでしょう。
【 串の注文数が 9本から 18本に増えた日の話・・店主の心遣い 】
買い物係の息子が1人で行き、
串18本とライス3つを頼んで合計額105バーツを渡すと、
はじめて にっこり笑ったそうです。
18本というと、周りの人たちに比べて注文量が多く、
そして、お釣り不要のピッタリの金額を 握りしめてやってきたので、
可笑しかったのかもしれません。
しかし、
持ち帰った串を 各人が6本ずつ食べ終わると、
1本余ったのです。
19本入っていたんだと思います。
「間違えたのかな」、と思いつつ、
次の回にまた、105バーツ渡すと、
今度は、5バーツを割引してくれたのです。
それ以降も、変わらず 5バーツ割引してくれます。
息子のことを
「18本と3つで 105バーツの 異国の青年」
と、温かく見守ってくれているのかもしれません。
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