色気を自覚したとき。
上の記事のつづき。
色気を自覚した思い出。
5年前くらい、SMバーに行き始めたころ
定期的に開催されてる緊縛サロンに誘ってもらった。
緊縛サロンっていうのは、緊縛するひと、されるひと、緊縛を見るのがすきなひととかが集まる場所で、緊縛プレイをメインでする場所。
私が行ったサロンは古民家みたいな場所やった。
緊張してて、そのときだれと何をしゃべったのか覚えてないけど
緊縛してもらったときのことは覚えてる。
誘ってくれた人が緊縛してくれた。
ずっと緊張してたからその時間はリラックスできた。
緊縛中はずっと夢の中にいるみたいで
柱にはりつけられて逃げられない状況から
日常生活の嫌なこととかなんかいろいろ思い出して
いつのまにか泣いてた。
泣きたかったんやなあ~
っておもった。
涙がとまらんまま柱からおろされて
人魚みたいに足だけ拘束された状態でぼーっとしてた。
全部縄が解かれたあとも1時間くらいはぼーっとしてた。自分の世界から出てきたときに
緊縛されてた時の写真を見せてもらった。
自分じゃないみたいって思った。
おぼこい自分と
写真の中の自分のギャップに
「だれ??」って思ったし
怖さも感じた。
自分のなかで把握してた自分以外に自分がいたから。
写真のなかの自分は、
子供っぽい雰囲気は全然なくて
遠い存在やった。
大人、色気、憂い、
当てはまったことがない言葉が当てはまる自分やった。
それから自分の意識が変わった。
色っぽい服装、色っぽい仕草をしてもいい、
その自分でいてもいい。
って許可できた。
怖かったから恐る恐るって感じやけど。
それからセクシーな服とかランジェリーとか着ていって
SMバーで緊縛されることが増えた。
綺麗、色っぽい、
ってゆってもらって
大人っぽい色気のある私を出せていった。
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