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メイクは、戦ったりキスしたりコスメとコミュニケーションをとるためにするもの。

メイク=自分が美しくなるためにする
だけじゃない。

メイク=コスメと戦ったりキスしたりコミュニケーションをとるためにする
方もいる。

あなたにとってメイクとは?

「eggの雑誌をみたときに、もうすっごい可愛いって思って。なんかこう、唇がバニラや生クリームのように甘そうに見えて、顔がチョコレートのように甘そうで。それで自分もやりたいってなりましたね💖」

「どろんこ遊びしている感じですかね。
コスメとキスしてるような気持ちです。
コスメと遊んだり戦ったりしているような💖
ガングロメイクのときは立てなくなるくらい全力で塗っているので」

と、いつもわくわくしながら話してくれてわたしもいつも楽しい気分になる。

「リップをチョコレートと食べたら美味しい。」
「コスメと戦って18時間くらいメイクする時もある。」

と初めて聞いたときは
リップは食べても大丈夫なの?
リップは美味しいの?
18時間もコスメをしててしんどくないのかな?
コスメとセックスしてるみたいな感じ?
なんで戦いたいの??
と疑問がいっぱい浮かんだ。

でもこの方は凄い楽しそうに話してて。
私がただ心配しているだけで、
この方はコスメと戦ってコミュニケーションをとることで満たされてるんやなって思った。

この方も初めてリップを食べる時は抵抗があったとのこと。
「以前女装サロンでメイクしてもらって、そのときまだガングロメイクした状態でものを食べたことがなくて。。
チョコ差し出されたときに
「リップが口の中入っちゃっても大丈夫かなあ?」
って聞いたら、
『よっぽど食べなければ大丈夫だけど。。。大丈夫かどうか不安な精神状態でメイクしない方がいいと思う。。』
って言われたときにすっごい衝撃受けました。。
『あたしたちはそんな気持ちでメイクしてないから。。好きでやりたくてやってるし。。』
って言われて。。」

「あと、なんかこう、心臓がどんなにバクバクしても、飲み込むのを恐れていても絶対許してくれない女性の貪欲さというか、すっごいすてきな残酷さも、すっごい憧れます✨✨
なんか吹っ切れた女の人の姿ってすっごい迫力あって😭
「ああ、もう、委ねよう。もうどうなってもいい😭もう自分は飲み込む運命にあるんだ」みたいな気持ちになるんですよね😭」

また、この方は追い込まれながらメイクをしてみたいとも言ってた。

「もっと激しく塗りなよー!!
チョコの上に乗せる口紅の量、なにそれ!ぜんっぜんたりないんだけど!とか」
「どんなに疲れてもやめさせてもらえないように、追い込んでほしいんです😭 翌日、もっと塗れたのになんでやめちゃったんだろうって悔しくて泣いちゃうんです😭」

この話を聞いて
私が緊縛やSMプレイで追い込まれている時の気持ちと似ているなと思った。
他人に追い込まれた時の胸の苦しさとか高揚感は
私も好きで。
コスメとかメイクをしてくれたひとに追い込まれる逃げ場がない苦しさや高揚感が気持ちいいのかなって思った。

メイクじゃなくてコスメとのプレイって考えたら
18時間メイクできるのもわかる。
18時間は流石に疲れちゃうけど。
相手にもっと喜んでもらうために
もっと自分をさらけ出せたんじゃないかとか、
もっと相手と向き合えたんじゃないかとか、
もっと耐えれたんじゃないかとか。
私も1人反省会するときがある。
この方の話は
最初は疑問がいっぱいあったけど
深く話を聞いていったら自分との共通点も見つかって
共通点の部分だけちょっと理解できた。

結局は
自分が体験したことだけ理解できるんやなって思った。
コスメとどろんこ遊びしたい気持ちとか
リップが美味しい気持ちとかは理解できない。
でも、理解しなくてもよくて。
相手の全てを理解できないってことを理解して
相手が大切にしてることを知ろうとすることが大事って思った。

好きなことを好きってひとに伝えれて
全力でそれを楽しんでるこの方は素敵で。
刺激を受けた。


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