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ピンクシティー『ジャイプールへ』

11月14日の夕方から
マナリからバスでデリーに向かう。
マナリを出たのは18時。

デリーに到着したのは朝の6時。
ずっとお腹が緩かったので全然眠れなくて
地獄のバスの時間だった。

デリーに降りた瞬間、空気の悪さにびっくりした。世界一深刻と話では聞いていたけど、ここまで酷いとは思ってもなかった。

いち早く、デリーから離れたいと思い
『ジャイプール』に行くことを決意。

ジャイプールは、首都デリーより
南西に位置するラジャスタン州の州都。

北インド観光の主要3都市の1つであり、首都デリー、世界遺産タージ・マハルのあるアグラと並びます。この3都市はちょうど三角形になるように位置しており、  北インド旅行の「ゴールデンルート」  として呼ばれてるそうだ。

「ピンク・シティ」として有名なラジャスタンの州都です。
かつては、近郊のアンベールにこの土地のマハラジャはアンベール王国の城を築きましたが、ジャイ・スィン2世の時代に現在のジャイプール旧市街に遷都、城壁に囲まれた碁盤目状の計画都市を建築しました。英領時代には1876年のアルバート王子の訪問を歓迎するために旧市街の色をピンク色に統一したことから、現在まで旧市街の外壁はピンク色をしているそうです。

自分でバスを予約して朝の8時にはデリーを出発した。
600ルピーで行けた。日本円で1200ぐらい。
ジャイプールには15時に到着するそうだ。バスの移動の旅が
またスタートしました。合計23時間の長旅だ。

やっと到着。

夕方

到着すると、まずは今晩泊まるホテルを探した。
なかなか、ピンと来るホテルが無かったので
腹ごしらえにご飯を食べる為にカレー屋さんに入った。エッグカレーを注文したら隣の方が『日本人ですか?』と話しかけてきた。
僕はびっくりして『はい!日本人です。』と答えた。そこから話が進み、一緒にご飯を食べながら会話が盛り上がった。

あずさん

名前はあずさん。福岡在住で看護師をしてるそうだ。12月から新しい職場で仕事が始まるそうだ。世界一周の経験者であり、見た目の可愛らしさと逞しさのギャップがすごいなと感じた。

『どこに滞在しているのか?』と質問したら
教えてくれて、『僕ももしそこのホテルに空きがあるならど泊まりたい』と伝えてダメ元でホテルに行くことに。結果はホテルに空きがあり、ジャイプールの出だしは好スタートだ。Wi-Fiも早いし、ホテルも綺麗。1泊1500ルピーなので少し高いけど、大満足だ。

到着した1日目はご飯を食べてすぐ寝ることにした。
明日は1日観光をする予定だ。どこに行くかは、まだ決めてない

とにかく外に出て探してみることにした。
ホテルに出た瞬間、インド人に話しかけられた。
しかも、日本語が話せるインド人。インドに行く前に日本語がペラペラなインド人は詐欺グループが多いから気をつけろと言われてたから疑ってみた。
ツアーの値段を聞くと『1日で1200ルピー』と言ってて少し高いなと思ったけど、自分で回るよりも日本語話せるインド人のガイドを信じてみた方がジャイプールの街のことを色々知れるかなと思って信じてみることにした。何か起きても、すぐ戻ってこれるように宿の場所だけ覚えてツアーを向かった。

1番最初の目的地は、ここに。
ピンクシティーの理由が少し分かった気がする。

なんでピンクシティーなの?と思った人へ。

マハラジャの宮殿都市として築かれた街並みは
淡いピンク色で統一されており、2019年に世界遺産に登録された旧市街は赤い城壁で囲まれ、「ピンクシティ」とも呼ばれてるそうだ。イギリス領時代も自治権があったため、伝統的なインドの面影を色濃く残しています。

観光客いっぱい

その後はマハラジャのお墓に。
マハラジャとは王族の事らしい。

彫刻が細かくて凄すぎる。
インド人の繊細な技術に感動してた。
どんだけ時間がかかったのだろう。

でかい、広い、綺麗
ハヌマーン

ハヌマーンという神様。
まさか観光をしてたあずさんとばったり会う事に。
びっくりした。そんな事あるのかと?不思議に思ったけど一緒にツアーに参加することに。旅は何が起こるかわからないから面白い。

チャイのおじさん

ロバに対する扱いが少し酷かったから
そこが気になった。
インド人は牛には優しいのに。

井戸

階段井戸らしい。
インドには沢山の階段井戸がある。
魚が沢山いて、気持ち悪かった。
水が貴重だからインドは井戸が多いらしい。

お城

規模が大きくてびっくりした。
お城の中に入るには500ルピーだから
少し高めだ。城の中には入らず、外から見るだけにした。

人生で初めて象に乗った。
初体験でめちゃくちゃ面白かった。
象の上に乗ってみたサンセットは忘れないだろう。

夕日

最後はブロックペイント見学。

『ブロックプリント』と呼ばれる
インドの伝統工芸の見学もできて貴重な体験でした。正確すぎてびっくり。

職人さん
布の街

日本のみんなにお土産を買おうと20枚購入した。
可愛い柄が沢山あったので絶対喜ぶかなと思って
即決した。重いから日本に郵送で送ってもらう事にした。

だけど、購入した後からずっと違和感が
あってその日は眠れなかった。

家族や友人に相談してみて
買った布の商品を今は必要ないなと思い
次の日、キャンセルしてもらう様に交渉に行った。

僕の想いを理解してくれて
相手がとっても優しくて良かったけど
色々反省した。

今はインドをまわることに集中した方がいいから
お土産とか何かを買うとか考えないようにする。
買うなら帰国前にするべきだ。


物を増やすと自分がどんどん重くなる。
必要最低限、旅に必要な物だけ。
自分が移動する時にいかに身軽かが大切。

普段、物を買わないけど
職人さんの技を見てしまったら
魅了されてしまった。

今じゃないけど、素敵だったので
また、必ず買いに行こうと思う。
自分への約束。

相手の気持ちや時間を大切にしないとね。
みっともない。ごめんなさい。

いい勉強になりました。

『何のためにインドにきたのか?』
それだけは常に考えないといけない。

今日は街中を1日ずっと歩いてた。
人と話したくなかった。
色々考える時間になってよかったです。

ジャイプール忘れない街になりました。

夜行バスで9時間。
ワンピースでアラバスタのモデルになったと言われている
『青い街』jodhpor に向かいます!!