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フィクションだけど、ノンフィクション…

好きなものですか…たくさんありすぎて何を話せばいいか…アニメ,声優様,作家さん,映画,ダンス,ミュージカルもちろん演劇も…んー,よし、これにしよ。

私は「山田悠介」さんの小説が大好きだ。
フィクション作品ではあるけど、どこか現実味を感じられるし、もしかしたら自分にもそんなことが起こるんじゃないかとワクワクさせてくれる。

私が山田さんの作品を知ったきっかけは,山田さんの作品のPVを見たこと。冒頭でも言ったように私はアニメや声優様も大好きで、少し気になる声優様がいると出演作品を調べたりして、その作品を見たりしてて、その中に『俺の残機を投下します』のPVがあって、それに引かれて調べてみたら本だってことがわかって、次の日早速本屋に行って、山田さんの作品を探すと,調べたもの以外にも沢山あって迷いに迷った結果、『俺の残機を投下します』と『メモリーを消すまで』の2冊を購入。家に帰って早速読んでみた。

『俺の残機を投下します』の方は、2030年の横浜が舞台で、世界的にeスポーツが発展した時代が描かれている。主人公「上山一輝」はプロゲーマーとして成績を残せず、家族も失い、生活も心も荒んでいた。そんなある日、一輝の前に一輝の「残機」を名乗る一輝にそっくりな3人組と出会う。一輝はそんな自分の「残機」や別れた元妻や自分の息子との関わりを通し、少しずつ荒んだ心や生活を癒していった。そんな中訪れるプロゲーマー「イッキ」としての転機、上山一輝としての危機。一輝が最後に下した決断、行動に、私は感動した。
『メモリーを消すまで』は、犯罪防止のため、全国民の頭に記憶を保存するメモリーチップが埋められた世界。記憶削除を執行する機関MOCの相馬は、腐敗はびこる巨大組織の権力闘争に巻き込まれていく。実権を掌握していく黒宮は、野望の邪魔になったリサやコウキたちストリート・チルドレンの大虐殺を謀るのだが…隠蔽、逃走、復讐の果てに涙のラストが待っている。感動の「終幕―三年後の決着―」を加えた完全版で、ドキドキハラハラが止まらない,そう遠くない未来に起こり得るのではないかと思うような作品。

どちらの作品も、現実ではありえないことかもしれないけど、なんか、そう遠くない未来に同じようなことが起こるんじゃないかと思わせてくれる。また、人間の醜さ、勇敢さ、愚かさ、人というものの全てが描かれているような、そんな作品だった。

この他にも山田さんの作品はたっくさんある。ホラー系の小説もあるとの事だったので、ぜひ読んでみたい。

山田さんの作品は「河出文庫」と「幻冬舎文庫」で出版されているので、機会があればぜひぜひ読んで見ていただきたい!

長くなってしまいましたが、これにて終了
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