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合理主義ゴリラのデッキ選択
要望があったので今回使用したデッキの使用経緯等を書いていこうと思います。
今回の項目は以下の通り
・メタゲーム想定
・デッキ選択
・実際の結果
それではよろしくお願いします。
メタゲーム想定
今回参加したCSは“小倉CC”
小倉CCではよく「メタゲームが約1週間遅れている」と囁かれています。
その上で今回考えた構図は
サガvs緑単オービーvsダークライ
僕が参加した小倉CCは6月3日開催
その前週のメタゲームをメインに考えました。
タイミングはモルトNEXTが猛威を振るう中、モルトNEXT等の殴ってくるデッキをターゲティングしていた5c系統その他のデッキがサガに一方的に壊されると言うようなメタゲームが発生し、サガがモルトNEXTを超えて入賞数を上げた週に緑単オービーが環境に帰って来た週だと考えていました。
オービーが強いと言うのは人に聞いた話なので僕もアドバイスを貰った立場です。
小倉CCの前週にはちょうど比較的近場のCSでアドバンスフォーマットの最西端CSがありました。
そこでのメタゲーム、確かにCS常連のプレイヤーはオービーを使っていた事からこのメタゲーム想定の裏が取れていると判断しました。
ここから考えられる割合は
サガ&オービー・・・約20%~25%
SAGA・・・約15%前後
この3種がメタゲーム上位であると考えました。
それでは次の項目へ
デッキ選択
その上で今回使用しようと考えたのは
“マーシャルデリート”
リストはこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/img/1686050759937-prHaKxMuFF.jpg?width=1200)
この記事書きながら思ったんですけどGRの構築甘いですね。
精進します。
使用理由はいたってシンプル。
「テックGOがつんよい」
まぁそれだけでは無いんですけど。
今回メインにターゲティングしたデッキは
・オービー
・モルトNEXT系統
・その他のある程度のロングゲームをしたいデッキ
今回はサガは割り切りました。
というよりサガはオービーとその他のサガを狩りたいデッキに狩られると判断。
その上でサガをも遥かに超えた速度で決着をつけれる可能性が存在する所に着目。
そうした中で重要なのは最高ムーブという名のコンボの“再現性”。
どのデッキにも言えますが、最高のムーブをする際の再現性は非常に重要です。
そして同時に実現性も非常に重要な項目。
実現性とは確率。
再現性とは当人のラック、いわゆる運である(あくまでマーシャルの場合です)。
私はそう考えています。
では実現性を確認してみましょう。
マーシャル最高のムーブは“先3マーシャル”
その確率の前提条件は
進化元8枚
マーシャル本体4枚
ベンゾツインパクト4枚
ギラングレイルorデリート8枚
山札は禁断を抜き39枚で計算します。アプリで。
出来ないのかって?
出来るわけねぇだろが小卒なめんな!?
嘘です学が無いだけです。
辛うじて高校は卒業してます。
確率は約10.1%
簡単に言えば10回回せば1回ですね。
ソシャゲの確定ガチャか?
ちなみにカシオレスタートだとちょっと変わります。
確率は22.3%
何もなく確率上の数字で考えるとまあしんどそうと言うか許容範囲外ですよね。
ところがここにオービーをメインターゲットに選んだ理由があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1686056279242-flOkxSe7oX.jpg?width=1200)
+1ドロー
これが今回のデッキ選択最大の要因であり確率を底上げしてくれてます。
まさに天与呪縛。
その上で再計算。
先3での確率は約15.8%
カシオレスタートなら約29.4%となりました。
そして私はただのバカではありません。
本物のバカです。
そんな最高ムーブが出来るなんて考えていません。
出来るならそもそももっと勝ててる。
目指すは倍の約6ターン目程度、約36%まで身込めます。
ここまでの数字ならある程度期待していいと思えました。
早期決着や1tKillを目指したいデッキは安心して勝つ為にターンをかけがちになり、ロングゲームをするデッキはそもそも下準備や動き出しにある程度の時間がかかる事からこのターンをデッドラインに設定。
そうして殴るデッキに対して重要になったのがテックGOと受けの強度。
その補強に今回はコルテオ/プロテクションサークルを採用。
3ターン目に盾の補強とリソースの確保が狙えるカードとして。
さも自分で考えたみたいに言ってますがこれもアドバイスもらってます。
テックGOは禁断を採用しているデッキへのアプローチとしても非常に重要ですが、それと同レベルとは言えませんがオービーに対しても刺さりがかなり良いです。
そして殴るデッキのひとつとしてそれを除いた上でも様々なマイナス要因が考えられるので非常に殴り方が難しくなります。
難しくなると言うより割り切って殴れなくなります。
殴るデッキを使う上での心理ですね。
ありもしない下ブレを想像してしり込みしてしまう。
答えはシンプルなのに何故か異常に慎重になってしまう現象です。
そういった面でも心理的に最も当たりたくないと言っても過言では無い選択肢としてマーシャルデリートを選択しました。
実際の結果
まず気付いたのは期待値計算の難しさ。
このデッキ回すまでは分かりませんでしたが取捨選択が異様に難しいです。
そして私はしり込みしてしまい、当日は使用デッキの選択肢にモルネクを加えてしまいました。
ここまで書いといてあれなんですが最後はルーレットでモルネクになったの本当に申し訳ないです。
と言う事でマーシャルはお蔵入り。
一応モルネクが選択肢に入った理由ですが簡単に以下の4点
・現在アドバンスで自身が使用するデッキの中では最も練度が高い
・サガの先3先4は割り切りと言う点ではどのデッキでも同じという考え
・オービーに対してプレイをしっかり理解していれば有利寄りなイメージ
・上記に付随してオービーが環境の中心に来るなら何回踏んでもまあ自信があったから
これらが選択肢に入った理由です。
そんでもって当日の実際の母数(参加者105名)
![](https://assets.st-note.com/img/1686060403558-nQPOBwU57Y.jpg?width=1200)
事前に想定したパーセンテージからかなり離れてしまいましたね…
この結果的情報をどう捉えるかは人それぞれだと思います。。
“オービーを倒せる可能性がある程度見込めるモルトNEXTがメイン舞台に現れた”
と、捉えるのか、それとも別の捉え方をするのか…
今回はほとんど悪口と捉えられる発言になりそうなので省きます。
それでは僕の戦績です。
1回戦 50枚アナカラーデリート 後攻 負け
相手ステゴロスタート。
次ターンでインスタで2ブースト2ドロー。
おおよそ僕が信じる確率の動きとは思えないほど好調な動き出し
対するこちらはオールインスタート。
次ターンで5マナで助けてモルトモルトNEXTバトガイ装備。
プレイヤーアタックトップNEXTハトバ設置バトガイ龍解。
アナカラーデリートというデッキはCSで当たるのはこれで2度目。
ショップ大会等で見かける事が多いイメージですがある程度の知識はありました。
ここでほぼ負けになる盾の踏み方は2点でテックとGSの組み合わせ。
その返しのターンが相手に与えられダムドでもテックの2枚目でも負けになります。
テックだけだと禁断解放とハトバが剥がされますがバトガイがあるので、追加のSA付与するようなカードがあるとNEXTだけでリーサルを組めます。
なのでバトガイは龍解。
しっかりその2点でテック+GS踏んで返しのターンでテック撃たれて負け。
しゃーなしかなと…
2回戦 赤単我我我 先攻 勝ち
手札に栄光とオールイン、助けてモルト、モルトNEXTモルトSAGA。
オールインスタートを狙うしかないので栄光を置いた次のターンドローでメンゾを引いたのでそのまま打って5マナに繋げて走りきって勝ち。
相手もテスタ等のメタクリがなかったので僕のただの運勝ちでした。
3回戦 青黒サガ 後攻 負け
相手先3サガ
干渉の余地無し負け。
4回戦 モルトNEXT 先攻 勝ち
こっちブン回りで相手が事故ってただけなので運勝ち。
5回戦 ラッカキラスター(ライオネル入りのやつ) 後攻 負け
僕の見積もりが甘く1ターンでライオネルstarとキラstarが4体ずつ出てきてぶん殴られて負けました。
カツキングで山札が1周してたので内容と順番を把握してたのですが、1枚順番をミスってて、絆カウンターのタイミングに出したいモルトが1枚逆に山に戻しててそれが負けに繋がりました。
まだまだプレミが多いので精進します。
結果2-3
1回戦目で僕の運が強過ぎたせいで出鼻をくじかれたのが後に影響しましたね
メンタルも鍛え治さないと…
そんでもって当日の小倉CCの大会結果
![](https://assets.st-note.com/img/1686092166640-PgLTFbOGjS.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686092169003-HoluY55KAw.jpg?width=1200)
テックGOが強いと言う見方は間違えてなかったのかなと…
以上です。
ありがとうございました。
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