☆オイラの好きな名曲名演シリーズ16 めぐり逢えたら~When I Fall In Love/Céline Dion & Clive Griffin

ジャズ・スタンダードというのは、基本的に昔の歌の曲が多い。古い曲をジャズ形式で演奏する、という時点で変容、リメイクされているのでそれをさらにポップス調とかロック調にされる例はそれほど多くない。時代が近いので、古めかしくなってしまうというのもあるのだろうし、ジャズの人から見るとけしからんというのもあるのだろう。その点クラシックは時代が離れていることもあるのか、ヒップホップでたくさん登場する等編曲がしやすそうだ。
このWhen I Fall In Loveもジャズ・スタンダード曲だ。トム・ハンクスとメグ・ライアンの名画「めぐり逢えたら」でテーマ曲的に流れているこちらのVerはA Whole New World風なアメリカンポップスに編曲されている。
ジャズ・スタンダードをこういう風に編曲しているのはそれほど多くはない。
このような素敵な演奏を聴くと、もっとこのような編曲もあってもいいのでは、と思う。
逆に色々なポップスをジャズ風に演奏する、というのはよくおこなわれる。この辺りがジャズの持つ面白さかもしれない。


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