美味しんぼの目玉焼きの回面白かった。

この前美味しんぼを観ていて(DVDでよく観ている)目玉焼きをテーマにした回があった。
全世界目玉焼きシンポジウム(多分架空)に日本代表として、山岡と仲間たちが参加するエキサイティングな回である。
目玉焼きにかけるのは醤油だ、ソースだ、七味だぐらいは序の口で、黄身は半熟がいいか、固めがいいか、片面がいいか両面がいいか、パンにのせるのは正統なのか等をアメリカ人やインド人が激しく議論しあうという内容だったと思う。
そこで、玉子をひっくり返して、きれいな目玉焼きというよりも、黄身を白身で包んで焼く両面焼がTurn-overという食し方だというのを初めて知り、また自分がTurn-over派だというのもまた初めて知ったのであった。
それまできれいな目玉焼きに対するオルタナティブな焼き方だと思って、なんとなく肩身がせまい感じがしていたのだが、なんだわりとちゃんとした調理法だったのだなと少しうれしくもなったのである。
それで調べてみると、英語はこの目玉焼きの分類がけっこう細かくて、

Sunny-side up 片面の半熟 いわゆる王道の目玉焼きスタイル

Turn-over 両面焼き三種
Over-easy 黄身やわらかめ
Over-medium 黄身半熟
Over-hard 黄身固め

となる。
それで、オイラは上記でいうと両面焼きのOver-mediumというのがけっこう好きなのである。

この美味しんぼ、山岡のあまりの天才っぷりとすごすぎる人脈が常に謎な他、「俺を納得させるカレーをつくれなければ娘は嫁にやらんぞ!」とかわりとエキセントリックな話しが多くてSF的な面白さにも満ちているのだが、色々な料理に関する豆知識もインプットできるのでためになるアニメだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?