☆オイラの好きな名曲名演シリーズ4 学生節/ハナ肇とクレイジー・キャッツ

クレイジー・キャッツの名曲である。クレイジー・キャッツの楽曲は、ほとんどが萩原哲晶さん作曲なのだが、大瀧詠一さん作曲の「実年行進曲」等時々萩原さん以外の作曲者の曲がある。
この曲もそうで、作曲は寅さん映画の音楽でも知られる山本直純さんだ。
この人のメロディーはすごい。東京都23区の歌全曲演奏会で、同じく山本直純さん作曲の板橋区区歌「愛するふるさと」を演奏した時も思ったのだが、メロディーが始まった途端、さわやかな希望の風が吹くのである。そう思って聴くと寅さんのオープニング曲も風が吹いている感じがする。
それぞれの歌唱もすばらしく、特に1番植木等の「柳は~みどりはなくれない 風が吹いたらナンマイダ~」では植木等の美声の本領発揮で抜けるような高揚感がある。
前奏のブルージーな尺八ソロもグッとくる。まだ聴いたことがない方には是非聴いていただきたい名曲だ。


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