映画「アポロ13」を観た。
映画「アポロ13」を観た。感動した。
一言でまとめると「駄目そうでも人は諦めてはいけない」という2時間20分だった。
それにしてもトム・ハンクスという人はこういうとんでもない状況に置かれても抜けがいい、というか全然精気を失わない、という役を演じさせたら天下一品である。
ソマリア海賊に襲われる輸送船船長の映画「キャプテン・フィリップス」も同じくドキュメンタリーで、同じくひどい状況下で最後までトム・ハンクスは元気がいいのである。
こういう人物像はアメリカの1種のお家芸とも言えるもので、もっとも好まれるキャラクターなのだろう。
しばらく前に「ゼロ・グラビティ」も観たのだが、これまた宇宙船が途中で故障して命からがら地球に帰ってくるという似た話しなのだが、こちらはフィクションで、CGとかの映像の迫力などに力点があるアクション映画として楽しめる構造になっている。
「ゼロ・グラビティ」はNASAが科学的な部分が適当やんけ、と冷ややかな対応をしたのに対し、ドキュメンタリータッチの「アポロ13」は管制センターの雰囲気まで細かく再現するなどガチリアル。
どちらも違う面白さがあると思うのだが、多分「アポロ13」の後に「ゼロ・グラビティ」を観ると色々な意味で「ユルい」感じがすると思うので、これから両方観る方は「ゼロ・グラビティ」が先「アポロ13」が後の順番がおすすめだ。
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