☆オイラの好きな名曲名演シリーズ1 サン・セバスチャンのリオデジャネイロ交響曲/フランシス・ハイミ
☆オイラの好きな名曲名演シリーズ1
サン・セバスチャンのリオデジャネイロ交響曲/フランシス・ハイミ
この曲は、もっと有名でもよいと思う。すごい曲だ。ブラジルのポピュラー音楽のよいところをオーケストラ音楽として昇華しているという意味では、ブラジル屈指の名管弦楽曲だと思う。
フロントのヴォーカル陣もレイラ・ピニェイロ、レニーニ、オリヴィア・ハイミ、セルジオ・サントス、ゼ・ヘナートとオールスターと言った様相。
オーケストラの人はあまりやる気があるようには見えないのだが、冒頭の、スルドのプリメイラをティンパニーでやるところはまさにブラジル人でしか出せないフィーリング。
ベルリンフィルやウィーンフィルの演奏では、このグルーヴは出せないと思う。この曲はやっぱりブラジルのオケじゃないとな~というのはこういう交響曲というジャンルではかなり珍しい例と言える。
愛情いっぱいで指揮している感じの作曲者フランシス・ハイミもいいし、いかにもブラジル!なやる気マンマンのフロントヴォーカル陣もすばらしく、涙の出る名曲である。
気に入った方はDVDやYouTubeで是非全楽章観てほしい。
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