クリスマスイブと『チャーリーとチョコレート工場』

昨日はクリスマスイブということで、まずは東京カテドラル聖マリア大聖堂でおこなわれたクリスマスミサの配信で、イザヤの預言、使途パウロのテトスへの手紙、ルカによる福音という鉄板朗読を聞いた。ルカによる福音書2章はやはりグッときてしまう。
8 さて、その地方では、羊飼いたちが野宿をして、夜通し羊の群れの番をしていた。 9 すると、主の使いが羊飼いたちにのそばに立ち、主の栄光が彼らの周りを照らし出したので、彼らはひどく恐れた。 10 み使いは言った、「恐れることはない。わたしは、民全体に及ぶ、大きな喜びの訪れを、あなた方に告げる。 11 今日、ダビデの町に、あなた方のために、救い主がお生まれになった。この方こそ、主メシアである。 12 あなた方は、産着にくるまれて、飼い葉桶に寝ている乳飲み子を見出すであろう。これが徴である」。 13 すると突然、み使いに天の大軍が加わり、神を賛美した。
そしてクライマックスの14節だ!
『Gloria in altissimis Deo,et in terra pax in hominibus bonae voluntatis いと高き天には、神に栄光 地にはみ心にかなう人々に平和』
てやんでぇ!やはりこれを朗読しないとクリスマスは始まらねぇぜ!という1節。というわけでオイラも気合いを入れて朗読した。
そしてとても美味しいチキンとケーキをしっかりとキメた。ケーキはコージーコーナーの50人ぐらいの行列に参加した。近所に洋行帰りのパティシエのお店が数軒あるのだが、すでに夕方だったのでそういうお店だとホールケーキ予約受け取りと、カットケーキ当日買いの行列が不明瞭で、売り切れの確認も難しく、なおかつレジツーオペとかなり難易度が高そうだったので、客さばきに大量動員しているであろうコージーコーナーで買うことにしたのだ。数十人並んでいるが、受け取りだけの人を案内する人、ケーキを箱に入れる人、レジの人、と5人ぐらいの分業体制なのでやはり回転がはやい。
いつ売り切れるかわからないスリル、行列にイライラして店員を質問攻めにするお客さん、どういう商品があるのかわからない状況と言うカオス的でテンションの上がった状態の行列に並ぶのがけっこう好きなのである。行列は苦行ではなくフェスである、というタイプなのである。
食後はなんとなくクリスマスっぽい『チャーリーとチョコレート工場』をなんと初めて観た。『That's Entertainment!』に出てくるような、MGMのミュージカル映画全盛期っぽい世界にハリー・ポッター味が加わり、キューブリックやマイケル・ジャクソンやビートルズのコラージュがちりばめられていてすごかった。これはさすが有名な名画だなぁと感動してしまった。

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