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冷凍うどんが好きだ

暑い暑い夏も終わり、朝夕は秋を感じるようになってきた。

けれどもまだまだ日中は暑さも残り、そんな日の昼食に私は冷凍うどんをよく食べる。夏は冷凍うどんがあれば良い、と言いたくなるくらい好きだ。

冷凍うどんの魅力といえば、モッチモチの歯応えとつるんとした喉ごし。

しかも鍋も使わず、電子レンジで3分ほどチンして、冷水で締めればはい出来上がり。

色々なアレンジレシピが考えられているが、私は氷を入れた麺つゆにつけて食べる、ザ・シンプルな食べ方が1番好きだ。


「夏は冷凍うどんがあればいい」、ふとそう思った時、検索エンジンにその言葉を打ってみた。

おすすめレシピなどが並ぶ中、「知っていますか?冷凍うどんがうまい訳」と言う記事が目に入った。

そこには、冷凍うどん市場でトップシェアを誇っているテーブルマークという会社が、冷凍うどんの何にこだわり、どんな工夫をしているのかといった内容の記事が書かれていた。

うどん職人の技をできるだけそのままの形で機械に置き換える事を重要視されていて、生地の打ち方や麺の切り方など考えぬかれている。そして、1番美味しい茹でたての状態の水分量(外側80%程度、内側50%程度)を、急速冷凍によって閉じ込めてあるそうだ。

自分が何気なく食べていた冷凍うどんは、その美味しさの追求のため、こんな風に工夫されていたんだなあと改めて知ってみると驚いた。

そしてふと気になって、我が家の冷凍庫を開け、ストックしてある冷凍うどんのパッケージをよく見てみると、そこには先ほど私が、ほほうと感心して読んでいた記事の会社、「テーブルマーク」の文字が書かれていた。ああ、納得。


普段自分があまり意識せず食べているもの。

それが、どのような人たちがどのような思いで作っているものなのか、それを少し意識してみるだけで、そのものの背景を知る事ができ、より美味しく、より感謝していただく事ができるんだなあと、ひょんな事から感じられた体験だった。


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