文芸たまゆら

文芸『たまゆら』代表。『たまゆら』は1990年創刊。年2回発行。執筆メンバー30人で2…

文芸たまゆら

文芸『たまゆら』代表。『たまゆら』は1990年創刊。年2回発行。執筆メンバー30人で2021年12月までに122号を出しました。 私自身は主に小説、エッセイを書いています。京都市伏見区の観光ボランティアに登録。定年後に一人出版社の開業を模索しています。

最近の記事

推敲から逃げている

師走に入り寒さが増した。もうひと月でお正月とは……一年もホントあっという間です。なんか毎年どこかで同じようなことを言ってます。原稿を仕上げる過程のことを少し……。 一週間ほど前、50枚ほどの小説を書き上げた。まだ下書き程度のレベルだ。ここから推敲を重ね仕上げていく。ここから5回6回と直しを入れる。遅筆なのだ。生まれたての原稿が机上にさらされている。その原稿から顔を背けている。最初から分かっている。どこに手を入れなければならないか。主人公のキャラ、脇役との人間関係、舞台背景、

    • たまゆら123号 同人雑誌評

      たまゆら123号「同人雑誌寸評」で当誌前代表・佐々木国広が 取り上げた作品は次の通りです。 弥栄菫さん「ブレインフォグの明日」『中部ペン』第28号 辻村仁志さん「幽霊坂の病院」『空とぶ鯨アンソロジー』 丸黄うりほさん「わたしたちのピースオブナノ」『樹林』第672号 前川珠紀さん「ウスバカゲロウにさようなら」『樹林』第672号 那村洵吾さん「モノローグ」『VIKING』第848号 谷口俊哉さん「バトウセイウン」『雑記囃子』第26号 瀬戸みゅうさん「ジュトリオ・バルガス通り」『半

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        佐々木国広 随想 熊野古道小辺路行       小説 繖物語(きぬがさものがたり) 地場輝彦  随想 春がもう 杉本増生  随想 銀河のほとり−句帖『幻虹』から−       小説 五円玉 桑山靖子  短歌 にび色の不安/ 魂をゆさぶる 多岐流二  詩  越えて/街と心の風景 北口汀子  俳句 来し方を愁ひて 大村一洋  ハーフフィクション 独楽(19)最終回 中川一之  エッセイ かばんの棚卸し 原浩一郎  小説 雨はもう上がったのだろうか 金川紗和子 小説 着地の方法 梅

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