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19年勤めた会社を辞めるプロジェクト 退職まで75日

仰々しい退職願を筆ペンで書いて、人事部から退職のしおりが届き、国民年金第一号被保険者になること、国民健康保険に切り替わること等現実味が帯びてきました。

退職のしおりを読むと、今まで会社に守られていたこと、大人が生きていくには様々なお金がかかりそれをこれからは自分で払っていかないといけないことがわかり愕然としました。
退職前にこのしおりを読んでいたら、退職するって言えなかったと思います。。。
『保険料払ってなくて、保険証持ってないから病院には行けないんです。ゴホッゴホッ』という映像が頭をよぎりゾッとします…
だから、このタイミングでしおりを読んでよかったんだ!と思うようにしときます。

実際の業務では、私の代わりの方が明日から来てもらえることになりました!
そうなるとチームの方々にお伝えする必要に迫られ、、、
『私、退職します』
と告げると必ず
『次、何するの?』
と返ってきます。

『とりあえず余白を、、』
『何かはまだ定まってないんですけどね』

こんな答えを聞いて、同僚はどう思っているでしょう、
金融機関という保身、安定を求める方々には理解不能の退職理由で、反応が面白い。

しかし、こんな私を理解してくれる人
応援してくれる人
寂しく思ってくれる人
もいたりして、そんな方とお話をしていると
気軽に会えなくなるのは寂しいなぁと
心はやじろべえのようにゆらゆら。

年始に決めた今年を表す漢字
『揺』
を思い出す。
まさに、揺らぎ、その揺らぎを味わっている。

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