森友・加計問題が示す長期政権の課題

国会では、森友、加計問題で、財務省の高官の偽証と思われる答弁の為、与野党が紛糾している。もし、偽証が事実とすれば、これこそが長期政権の課題を露わにしている様に私には、思える。本来、国家、国民の為に尽くすべき国家公務員が、長期政権で有るばかりに、省庁高官の任命権を持つ大臣、内閣の方を向いてしか仕事をしていないからである。安倍政権は、経済の活性化、世界の中での日本の存在感向上、中国、韓国、ロシア、北朝鮮との外交交渉など、それなりの成果を上げており、高く評価するが、安倍政権三選に向けて動き出そうとするのであれば、役所と政権の間で忖度がまかり通らない様な仕組みの構築と一体で議論していただきたいと思う次第である。

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