習近平一強体制に感じる事

 今年の全人代で主席の任期が廃止され、習近平主席が、5年後以降も主席として中国の政治を担われる事が可能になりました。私の勝手な思い込みかもしれませんが、その背景に、もし、5年後に主席を退いた暁に、これまでの権力闘争で追い落とした権力者の信奉者からの手酷いしっぺ返しを喰らうから、という事も有るのではないでしょうか? 以前に習近平主席の毒殺の謀が有ったかも、という記事も読んだ事があります。十八史略を読むと、現代中国でも起こって不思議は無いとも思えます。一方で、私の知り合いの中国人の方が仰っていたのですが、中国の巷では、朝鮮戦争で毛沢東さんのご子息が亡くなった事を喜ぶ声もあるそうです。もし、毛沢東のご子息が健在であられたら、今の中国は、北朝鮮の金王朝の様に、毛王朝になっていたからというのが背景にあるからだそうです。この様な陰の世論が有ると考えると、盤石と思える今後の習体制にも一抹の不安を抱く次第です。

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