プラズマとしばみきさん
「プラズマ」というタイトルで連作短歌を作りました。なので、どういう経緯で作ったのか、どう考えながら作ったのかを発表しようと思います。手伝ってくれた小池くんありがとう。🙌
作者の解説は良いものとされていませんが、僕はしばみきさんに解説をしたいので解説をします。
しばみきさんは僕の大好きなツイッタラーです。
1年ほど前から追いかけており、僕のTwitterタイムラインはしばみきさん、中村なつきさんしかいません。あと美大受験生ノブもいました。基本的にミュートにしてる人が多く、タイムラインは彼女らで埋め尽くされてます。
「かえろっと」
公園から帰るだけなのに、わざわざツイートするところが意味不明で好きになってフォローをしました。偶然筑波大出身で偶然短歌を詠む人でした。運命です♡♡
「プラズマ」
ぽよぽよフェスティバル2022優勝はエスビーエムケーしばちゃんです
小池くんに見せると「はいはい勝手にやってくださいって感じだね~」って言われました。ものすごく笑いました。
漫才で言う「つかみ」なのでしょうか。好きな言葉をごちゃ混ぜスクランブルエッグ!!!って感じにしました。
傷ついて癒えるたんびに強くなる サイヤ人じゃないよ、妖怪!!
しばみきさん曰く、彼女は妖怪だそうです。
最初は彼女のツイート見た時はふわふわしてんなーって思ってたのでふわふわした短歌を最初に2つが持ってきました。彼女にはタフネスがあります。「ふわふわ→ぽよぽよ」でも可🙆♀️◎
寂しいです、寂しいですがあなただけ、あなたの吐息だけがプラズマ
下の句に進むにつれてエントロピーが増大していき、感電で、爆発する。
この短歌がLoveなので、もっと鋭利でエネルギーのあるプラズマという言葉を選びました。
バチバチィって感じです。
吐息が人の目に見えるのは冬頃でしょうか。そんな白い息がプラズマになって超かっけえじゃん!!
なので、そのエントロピーでしばみきさんを表現しようとしました、タイトルにしようと思いました、大切だと思いました。
彼女を演出する上で主体との距離感を大事にしました。ほぼ(主体=僕)なのですが…
小さい頃、木曜日の午後8時になるとイナズマイレブンが放送されているあのワクワク感、主体にとって彼女はそんな存在です、仕事が終わり次第ツイートを放出し始めるので。
主体にとっての心の拠り所、安全なところである事は間違いないです。
中央のひかりが摩擦でえぐれる時 絵が、言葉が、こう、ふざけあってた
彼女に負荷がかかると、生来持っているエネルギーの片鱗が見え隠れします。葛藤しながら表現し続けるしばみきさんが好きです。
この短歌については僕もわかってない所が多いです。
プラズマをそっと毛布で包み込む 今日を呟く 明日を楽しむ
基本的に彼女は内のプラズマを外に出しません(と、勝手に思っています。)
明日を楽しむ、は時制が狂っておりますが、それを可能にするんじゃないかと思うぐらい毎日生き生きしています。子供みたいにです。良いと思います。次へ次へ明日へ向こうへの意識がある、時間が進むことに躊躇を感じさせない感性を表現するため、韻を踏んだり、上記の時制のズレを用いたりしました。
クソリプを送れば鳥が空を飛ぶ 人が息をする 液晶がきらめく
𝕋𝕨𝕚𝕥𝕥𝕖𝕣のロゴの鳥さんとこの鳥はかけてます。
クソリプを送っても(もしくはクソ引用RTだとしとも)割とテンション高く元気に返信してくれます。嬉しいです。なので僕の液晶はきらめきます。
きらきら!
人が息をする を入れることで短歌としての幅を作りたかったです。
しばちゃんのまいにちするついーとはきぼうやひかりではなく詩
どれだけ彼女のツイートがふわふわぽよぽよしていようが、内にプラズマを秘めていようが、主体にとってはそれは希望ではありません、ひかりではありません。自分で掴むものだと思っています。主体にも人生があるからです。どれだけ心が揺れようが彼女のツイートは詩です。
それ以上でもそれ以下でもなく。
なので、カタカナ、漢字を排除して、詩という言葉でそれまでのリズムを破壊する必要がありました。
以上で何となく考えていたことは終わりです。
読んでくれてありがとうございました。
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