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デジタル化 既に時代遅れちゃうのん?

こういった記事を書くと、「この記事のAUTHERは、きっと頭の堅い爺さんだろ!」なんて、思われるかも知れない。だがちょっと待って欲しい。

厚労省が推している接触確認アプリのCOCOAだって、とうとう化けの皮が剥がれたやないか。デジタル化デジタル化って叫ばれているけど、どうも胡散臭くてしようが無いんだな…。

デジタルって 意外と不便

政府は来年6月をめどにデジタル庁創設を目標に掲げている。河野大臣から、「デジタル化できないことがあれば言ってください」という、なかば脅しに近い発言まであった。

今、政府はなかばヒステリック気味にデジタル化を推し進めようとしているが、ボクは大きな違和感を感じ始めている。

その理由を簡単にひとことで言うと、「デジタルに頼ると、想像以上に不便じゃね?」と、最近ボク自身気付き始めたことである。

ソフトとアプリとの違い

これまでボクは仕事柄、パソコンを使っていろいろな作業をしてきた。古くはIBMのRPGⅡからベーシックに慣れ親しみ、MSDOSを経てWINDOWS+MACで今日に至っている。

まあこれまで、いろいろなプラットホームとお付きあいしてきたわけだが、スマホとのお付きあいは、ここ7年くらいである。最近になって気付いたが、PC内のソフトとスマホ端末内のアプリは、全く別物のプログラムだ。

パソコン内のソフトは、基本的に構造や仕様がインストール後に変化することはない。アップデートが有ったとしても、セキュリティーの修正とか一部機能の更新ぐらいで基本的な部分は殆ど変わらない。

だがスマホ内のアプリは違う。すでに気付いている方も居られると思うが、アプリを更新すると仕様その物ががらりと変わってしまうことが少なくない。

これまで私がいろいろと使ってきたソフト、例えばワープロソフトなら一太郎とかWORDなんかがそうだが、仕様の変更や機能の修正は新製品の発売時に行われる程度である。別の言い方をすれば、購入して使い続ける限り、新しい操作を覚える必要がない

だからこそ各ソフトに「できるシリーズ」なんて物があって、そういった教本があったおかげでどれだけ助かったかわからない。

スマホのアプリって何様やねん?

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ところがスマホ内のアプリというのは違う。いつ何時、どのようなタイミングで仕様が変わってしまうのか全く不明である。だからといって、アップデートせずに放置すれば、情報を得られなくなってしまったり、ちゃんと機能しなくなったりするのである。

その理由だが、スマホ内のアプリが外の情報や環境と常にリンクしながら動いているからだ。携帯端末という仕組みの中で常駐して動くわけだから、仕方ないことだろう。

そういった性格上、アプリは完全に出来上がった状態ではなく、流動的な仕様で無ければならない。アップデートごとにかなり大幅な部分を改変できる必要がある。だからスマホのアプリの使い方について書籍を求めても殆ど無いし、WEB上を探しても殆ど落ちていない。

これが大きな問題なのである。というか皆さん、平気を決め込んでツンとすましてお使いのようだが、不便だと思われないのだろうか? 

サクサク動かない
プライバシー守れない
バッテリーは毎日充電
使い方も不明
意味分からんエラーだらけ
COCOAのように、そもそもクソ!

勿論、便利な機能もあるが、たとえ便利な機能というのが10有ったとしても、使えない理由が1つでもあれば、そのアプリは使いたくなくなってくる。特にバッテリー消費が激しいとか、使い方が全く不明だとか、エラーだらけだとか、ボクはもうウンザリだ。

アプリに頼るなら、その分を自分自身の研鑽と他の手段で補いたい。まあ、GOOGLE検索くらいは使うけど。

テレビを捨てて10年になるが、今度は隙あらばIPHONE内のアプリともオサラバしたいと思っている。

デジタル化って、既に時代遅れという気がしてならないんだな。近いうちに、もっと便利なサービスが出てくるような気がする。

さて、あなたはどう思われますか?(奥井 隆)

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