大人になると文章が書けるようになる。かもしれない。
おはようございます。今日ただ原付で走って、久しぶりに風を感じたたかおです。やっぱバイクはいいね。原付だけど。
さて、こんなことを言われたことがあります
「大人になるというのは、美味いという言葉のバリエーションを増やすことだよ」
確かこんな感じでした。
その時は、なるほどーーあー大人になりたくねーって思ったくらいでした。
しかし、最近になって、じゃあ美味いという言葉のバリエーション増やすためにはどうしたらいいんだと考えた時、それは「体験すること」だと思ったんですね。僕は。
例えば、「ある店のハンバーグの記事」を書くとしましょう。
その店に行ったことないAさんが、そこのハンバーグの記事を書く。となると「ここのハンバーグはですね、切ると肉汁が溢れて、たまりません。すごく美味しくておすすめです。」
こんな感じになるんです。多分。その切ると肉汁が溢れるという情報は、実際に見ていないんで、どっかのサイトやら評価やらから調べて抜粋してくるしかありません。
ただ、その店に行ってハンバーグを食べたBさんが記事を書く。となると、全く視点が違うわけです。
・切ったら肉汁が溢れたな
・噛むとジューシーだったな
・肉の味が濃かったな
さらに
・肉汁かどれくらい溢れたのか
・どんな良い匂いがしたのか
・持った時ずっしりとした重厚感があったのか
など、その「食べる」を体験したことで得られたことの中から、最適なものを選んで、記事を書けるんです。
つまり、体験したことないAさんは、情報を集める。体験したことがあるBさんは、持ってる情報から最適なものを選ぶ。
これくらい違いが出てくるわけです。
Aさんは最適な「美味い」がわかりません。食べたことないから。美味いとしか言えません。
でも体験したBさんは、自分の中にあるいろいろな美味い。それは、肉汁が溢れたり、肉の味がしたり、いい匂いがしたりと5感で感じたすべての情報の中から最適な「美味い」を抜粋することができます。
これが大人になることなのかなと。そう思ったわけです。
そしてさらに、読者はAさんとBさん、どちらの「美味い」に心を動かされるか。そう考えた時、絶対Bさんが持っている中から抜粋された「切ると肉汁がじゅわっと溢れた」という「美味い」という言い回しの方が心に刺さるわけです。
大人になるとは、体験すること、体験すると色々な言い回しができるようになって文章が「書ける」ようになる。他のサイトを見て情報を自分の言葉で表すのは、「書く」のではなく「写す」なんじゃないか。そう思った20歳大学生でした。おわり
また文章長いわって言われるんかなぁ。
たかお
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