ゲスト!

昨日に続いてラジオのコーナーの話です。
起業家に登場いただき、事業の中身や背景に迫るネクストイノベーション(RKBラジオ 木曜日 “アナウンサーの世界”内 20時頃)

起業家ゲスト、最初は 株式会社上向き 白坂大作さんでした。


大豆ミートブランド「ソイクル」を展開する白坂さんは社会課題の解決を事業のテーマとして、創業。
大きく捉えているのは環境、気候です。
それに加えて当時一歳半の息子さんの大病を患った背景もあり、健康というら課題にも向き合うことを決めたそうです。
それが形となった大豆ミート ソイクル。

体にも地球にも良い循環をもたらす製品で、Instagramでソイクルと検索すると、ソイクルを使ったさまざまなレシピが見られます。
説明もわかりやすく、写真も綺麗でそそられますよ。
奥様がレシピ担当らしく、Instagramについては任せっきりと言います。
今では元気な息子さんも、ソイクルの料理を楽しみにしているそうです。

社会課題は多くの人と共有するもので、変化に実感が湧くのには時間がかかるかもしれません。
ただ、お子さん、家族の健康、についてはどのように取捨選択していくかで、日々実感できるものも多くなると話を聞いて思いました。
回り回ってそれが、環境のためにもなる、社会にとってもウィンウィンな構造が上向きの取り組みです。

白坂さんの次は
株式会社nyans 谷口紗喜子 さんでした。
ネコ好きのネコ好きによるネコ好きの為のサービス、というニッチなところをつく、谷口さん。
リモートでの出演でした。

“全ての猫が生まれてきて良かったと思える世界”の実現が大きな思い。
ご自身も3匹でしたか、家で飼っていつも癒されているようです。
ソーシャルブリーディングサービス “ニャッチング”
では、猫を預けたり預かったりする飼い主同士のコミュニティ構築をお手伝い。

マッチングにも色々あるものだな、

と正直思いましたが、
確かに旅行で不在の時とか、色々な要素で不安が募って飼い主も猫も不自由という状況はありますよね。
それらを解決することができるようなんです。

今取り組んでいるのは鹿肉を使ったエサの普及。
実は猫は元々水分補給が苦手らしく、食べ物から水分を摂取するのが大事。

全然知りませんでした。

ところが、市販のドライフードではそれが出来ず、脱水症状になりやすいらしいのです。
実際に谷口さんの愛猫 チェルシーに起きた出来事。

そこで、ウェットフードに目を向けた谷口さんは、
有害鳥獣として駆除される鹿や猪が、9割活用されずに破棄される事実を知ったそう。

命の循環を考えた谷口さんは鹿肉のエサ作りに着手。
今後の商品化に向けて動いています。

ここでも社会課題が登場しますが、
白坂さん同様、愛するものから先が見えてきたという背景があります。

こういうことをやってやろう、してやろう、
ではなくて

こうなってほしいという優しさの方が
今の社会には求められているのかもしれません。

二人から得た共通点。

と思いきや、

その後登場する方からも優しさが溢れていました。

それはまた別の日にここで記します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?