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ハマること

2022を迎えるにあたって何となく決めたことがある。
写真系のSNSはしばらく扱わず、ここに記すことを増やすというもの。

そんな決意に反して今年の初投稿が1月31日であるから、意気込みも何も特段ないのは自分自身が一番感じている。

序盤から支離滅裂の度合いがすごいが、
カタカタと音を立てながら、自分の世界に入って好きなように文字を打ち込むこの時間は結構好き。

時間にゆとりがないと楽しめないのだが、
ひとたびモードになると後で疲れが出るまで入り込んだりする。
それでも心地よさがある。

好きなこと、というのはこういうことなのかもしれない。

過去に自分が集中して抜け出せない感じになったのは
野球、料理、読書、ホッピング、進撃の巨人、ウルトラマン、色々あった。

ホッピングは、飛び跳ねてバランスを保つバネ付きのオモチャ。


黄色のそれを得意げに操る幼稚園の頃の自分は、「1000回、1001回、……1110!」
何が一体ゴールなのか分からない遊びを、夕食づくりで忙しい母に「見て!」とアピールしながらひたすらに取り組んでた。
飽きるタイミングが500回くらいで絶対あったはずだが、
ハイになると周囲の反応が欲しくなっていたのかもしれない。

今調べると
体幹やバランス感覚に効果、とあるので。
自分の子どもには父親超えをと挑発してみようと思う。

とにかく、

同じように?ふとやろうと思って時間を潰せるのは
この、つぶやきの延長のようなライティング。

この前書店ではライターに関する本を読んだ。

佐藤友美さんという方が書いたもの。
友美と書いて”ゆみ”と読む。

字は違うけど、
うちの母と同じ名前。

なんだか面白い。
この方は”さとゆみ”と呼ばれているらしい。

うちは
両親”さっさん” “さっさんのおくさん”
だから違う。
自分も”さとたく”はない。

その本を興味深く読んだ。

ライター転職宣言を今しているわけではないけれど、
好きなことのヒントはワクワクする。

発見にうんうんと頷くところ。
やっぱりそうか、と唸るところ。
色々ある。

「書く仕事がしたい」

という率直なタイトルのその本は厚くて情報量が多いのに値段が安価に思えた。

これは自分が得たい情報だからなのか
相場的にみてもそうなのか、
という話で行けば、どちらにも当てはまりそうだった。


料理研究家、コウケンテツさんが
収録の合間にカタカタとライティングに勤しむ姿を間近で見てきた。

そしてその内容がファンに届く。
自分の中にある経験言葉に変えるのは、
なんだか崇高に思えたという背景も起因している。

そのコウさんが自分の文を褒めてくれたことがあるから、心の中に小さな根が張っている。

母、

ではなくて
さとゆみさんは

日本語を日本語に翻訳するという表現もしていた。

当然やることをしっかりやる。

けれど
ちょっと環境変化も多いかもしれないから
楽しいことは楽しいこととして続けられるように。


気楽にやって
全部が掛け算になったら、

いいなぁ。

好きだから続けられるし
だからこそ大変になるのだけれど。

素敵な分野だと思う。

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