歯を磨いたら歯が欠けた話

歯の手入れは20分くらいかかる派の私。
糸ようじ→歯間ブラシ→歯ブラシ(歯磨き粉A/研磨剤無配合)→歯ブラシ(歯磨き粉B/研磨剤無配合)→適度なすすぎ。
口の中の雑菌という雑菌を駆逐したい日々。

お高めの歯磨き粉をブラシに擦り付け、小型の電動歯ブラシでブラッシング。
スマートフォンのストップウォッチを起動させ歯磨きをする私。
Podcastを聞きながらだったりYouTubeを見ながらブラッシング。
気がついたら20分くらい磨いていたこともある私。

歯は一生の相棒だ!!
私はそう強く思う。

なのに…なのに…虫歯がある私。
今度、抜歯する予定まで組まれている私。

昨日の夕方、いつものように歯を磨き、すすいでいたら聞こえた不穏な音

「パキッ!」
(((Dolby Atmos)))
「ん?」
(((Dolby Atmos)))

口から出てくる5mmくらいの塊。

「歯、欠けたやん」
(((Dolby Atmos)))

しかも虫歯が。
やっちまったーっていうか、歯って虫歯で脆くなるんですね。
新たな発見。
知らなくても良かった発見。

ビビりますよ。
なにパキッ!って。
パキッ!っとちゃうがな。
急いで、かかりつけの歯医者さんへ電話。

「あの、今度、抜歯の予約があるNakasoneと申します。」
「あー、こんにちは」
「さっき歯磨きしてまして。」
「はい。」
「痛みとかは特に無いんですけど、一応の申告で…歯が欠けまして。」
「あらー、どの歯か分かりますか?」
「虫歯が出てきたので抜いてもらう歯だと思います。」
「あ、じゃあ抜いちゃうのでそのままでいいですよ」
「あ、分かりました。またよろしくお願いします〜。」

意外とラフ。
心配させないように平静を保ってくださったのだと思いますが、感想として。

「え、もしかして、よくあるエピソード?」

何にせよ、ここまで痛みも無く問題ないのですが、すごいなと思ったのが1点。

「歯医者さんって歯の限界を見極めるのすごい。ブラックジャック先生かよ!名医じゃん!」

かかりつけの歯医者さんの先生は坂本龍一さんみたいな雰囲気なのだけれど、すごく丁寧に対処をしてくれます。

だってさ、だってさ!!
歯科治療に使う器具というか道具って、要は歯を削ったり歯石を取るわけで。
固くて鋭いと素人ながらに思うわけです。
しかも他人の口の中に入れて怪我をさせずに処置を行う…

すごい。
それが保険適用で受けられる。
名医の処置を保険適用。

すごい。
改めて通っている歯医者さんの凄さを実感した経験でした。
でも抜歯は怖い…

だってさ、歯を抜くわけですよ。
怪我で歯が割れた。とかだったら大惨事ですよ。
それを請け負ってくれる。
丁寧に処置をしてくれる。
保険適用で!

すごい世界だ…
外科手術とかもそうだけど、よくよく考えたら他人の身体を切ったり削ったり。
これはすごい事です。
頭が下がります。

そんなワケで来たるべき抜歯の日まで口腔環境を整えまくろうと勤しむ今日このごろでした。

ではまた。

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