それいけバンターン22

それいけバンターン!
それいけバンターン!は
バンタンメンバーを愛でるお話です。
全て妄想です。
たまにイチャイチャします。(予定)
BLは期待に添えそうにありません。
💜ユンギの秘密
「やめろ、やめろ!」
ユンギが嫌そうに声を発する。兵役のために丸坊主にしてきたユンギの帽子を脱がせ丸坊主を見ようとジョングクとテヒョンは嬉しそうにユンギにまとわりつく。
「やめろ。」
強いけれど強くない口調で、キャッキャっと弟たちにやられている。それを他のメンバーも、
「ヒョン〜、ヒョン〜。」
と囃し立てながら見ていた。
ユンギが服務につく日がきた。ジンもホソクも休暇をとってユンギの見送りのために事務所に集まっている。ジンもホソクも恥ずかしながらも坊主頭を披露したのにどうしても坊主は見せたくないユンギ 。
「ヒョン、アーミーにも見せないんですか?」
そう聞くジョングクに、
「俺はお前たちみたいに全部全部安売りしないんだよ。お前たちときたら、お揃いの7だって、見せたがって、ジンヒョンなんて上半身裸だぞー、俺は絶対に嫌だ。」
「えーでも、アーミーみんな待ってたじゃないですか。それに結局見せてたでしょ。」
「そうだよ。だから見せてやっただろう。俺だって、アーミーには見せても良いと思ったから。」
「あーもう、素直じゃないんだから。」
「あーもう、ヒョンったらー。」
「ヒョンったらー。」
メンバーが口々にヒョンヒョンと言ってくる。ジンもそれに合わせた。
「ジンヒョン、僕はあなたのヒョンじゃないでしょ!」
メンバーはいつものようにゲラゲラと笑う。
「でも僕たちには坊主見せてくれるんでしょ?」
ナムジュンがクリクリ坊主の自分の頭を撫で撫でしながら聞くと、
「お前はなんでこんなに何ヶ月も前から禿頭にしてんだよ。」
って言われて、これにはメンバー全員、またゲタゲタとお腹を抱えて笑う。
「ナムジュナ〜、禿頭ナムジュナ〜。」
ってホソクは膝を叩いてひゃっひゃっと笑う。
「良いんだよ。見せなくて、見せたくないんだから、俺はお前たちにも見せたくない!」
そう言い切ったユンギに、
「お前ひょっとして10円ハゲとかあるのか?」
ジンが意地悪に言う。
「ないですよ!ないです!」
「怪しいなぁ、怪しいなぁ。」
そしてユンギは結局弟たちに帽子を脱がされた。一同ユンギをじーっと見つめて一言も発さない。
「なんだよ、なんか言えよ。」
一瞬間が空いて、
「ヒョン〜、ヒョン〜、ヒョン〜。」
と弟たちは一斉にユンギの坊主頭を撫で始めた。
「だから、僕はジンヒョンのヒョンじゃないでしょう。あゝ、やめろ、やめろー。」
撫でられるのから一生懸命逃れようとしてた時、
「あ!」
ってテヒョンが言うと、ハッとしたユンギが、
「やめろ、触るな、やめろ」
と声を発し撫で回しながらもみんなテヒョンを見る。
「ヒョン、頭にスイッチがある。」
「あ?スイッチ?」
テヒョンの言葉にメンバーそれぞれがユンギ後頭部を見つめる。ユンギの後頭部には大きめのイボがあった。
「本当だー。スイッチあるー。ヒョン触っても良いですか?」
礼儀正しいジミンはユンギに聞いた。
「やめろ、触るな、やめろ。」
断られてしゅんとするジミンをよそに、当たり前のようにテヒョンが触る。今まで知られなくて済んできたことなのに、ユンギはメンバーにも知られたくなくてメンバーの前でも坊主頭を見せたくなかったのだ。そ、それなのに、
「うわ、やわらかーい。」
プニっとイボを押したテヒョンは声を漏らす。
「え?え?柔らかいの?ヒョン、僕も触りたいです。」
もう一度ジミンが聞く、ユンギはまたもやダメだと答える。でもその間にジョングクも触って、うわーうわー言って、ジンもホソクもナムジュンも触ってジミンだけが触らせてもらえていない。
「ヒョン〜。」
情けない声を出すジミンに、一回だけだぞ!とユンギは言った。ジミンが恐る恐る触ってみる。イボに触れた瞬間あまりの柔らかさにそのまま指を押し進める。プニプニのイボは柔らかく潰れてジミンの短い人差し指はユンギの頭骨をとらえた。その瞬間、
「にゃー。」
と、ユンギが泣いた。それにメンバー全員がユンギを瞬時に見る。ジミンは、
「な、な、なんですか?」
と驚きの声を出す。
「お前、俺のスイッチ押したんだよ。」
とユンギはニヤッと笑った。ユンギヒョンにしてやられてしまったと言う顔をしているジミンを押し除けるように、ヒョンヒョン僕も僕もスイッチ押す!とテヒョンがユンギのイボを押しまくる。
「やめろー、やめろーーーーー💢」
結局最後はテヒョンが怒られた。
後ろでナムジュンとジンとホソクが、
「本当にスイッチですね。押し方によって、猫の鳴き声が聞こえてくるようですよ。」
と怒られてもいいからもう一度押して確かめたい!そんなことをヒソヒソと話していた。
ひとり言
ジンくんが帰ってきて、とっても楽しそうなのでわちゃわちゃしたお話書いてみました。
私たちユンギの坊主頭を見ることはあるのでしょうか?
ユンギの頭のイボはあくまでも空想です。頑なに坊主頭を見せてくれないので何か秘密があるに違いない!とお話にしてみました。
ジンくんのファンミはとっても楽しそうでしたね。お化粧のせい?前髪のせい?なんだかちょっぴり違う人に見えました。太ももは太くなっているように感じたなぁ。ダンスはー、、、最近デビューしたての映像もよく見かけるので、改めて31歳かーと思っちゃいました。1人でも、トゥルセと防弾少年団のジンであると挨拶してくれるジンくんにまた防弾少年団が再始動を始めて、これから一人一人とメンバーが増えて行くのが楽しみになった瞬間でした。
写真お借りしました。
※それいけバンターン!はフィクションです。ナムおじさん、ジニ子さん、テテパンマン等は出てきません。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、BTSを愛でたいがゆえ、こんなBTSが見てみたい〜、こんな風にそばにいて欲しいとの思いが詰まっています。しかし実際に彼らに近寄るのは犯罪になることもありますのでご注意ください。フィクションとしてお楽しみください。
©️2018_1123yousawa
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