Gunosis Safe 使ってみました
こんにちは いいじま です。
DAOで活躍しそうな『マルチシグウォレット』のGunosis Safeを実際に使ってみたので、使い方や手順をまとめていきたいと思います。
・はじめに
最近話題のDAOというモノのなかで、組織のウォレットを作りたいなと思い、マルチシグウォレットの利用を検討しています。
多人数が賛成しないと資金を動かしたりできない
という観点からDAOの性質上役に立つのではないかと考えています。
紹介しているやり方は間違っている可能性があるため、利用は自己責任でお願いします。
・ウォレット作成方法
1.Gunosis Safeを開く
上記のサイトから下記の画面で選びます(自分はWEB版で行いました)
2.個人ウォレットと接続
Connect walletをクリックして個人のwalletと接続(Metamaskを使用)
3.ウォレットネーム、オーナーネーム+アドレスなどの情報を入力
Walletname(これから作るマルチシグウォレットの名前)を入力
(画像取り忘れました)
Owner NameとAdderessを入力
Submitをクリック
4.ウォレットアカウントでの認証
ガス代かかりました
操作はガス代とウォレットの認証のみで終了(勝手にここまで来ました)
Get started をクリック
Rinkeby ネットワークで作成しました
5.シグウォレット作成完了
作成は終了です、現在はOwnerは作成者(自分)しかいない状態です
・Ownerの招待
一人で使ってもしょうがないので、Ownerを増やしてみます
現在一人の状態です、Add new ownerをクリック
Owner nameは適当で、アドレスは追加したい人のアドレスをペースト
(nameはいつでも変更可能)
増やすことができました。
ウォレットにはURLからアクセスできるため、ウォレットに招待されていない状態でもアクセスすることができます。
・判定数の変更
ウォレットのOwnerが何人賛成すれば、トランザクションが実行できるのかを設定することができます。
初期はトランザクションに必要な判定(賛成・反対のどちらか)が1になっているため、自由にトランザクションを実行できます(下記画像)
Changeをクリック後、何人中何人が判定すれば実行されるかを変更します
(画像の表示では2/2が判定しないとトランザクションの可否を判定できない状態へ変更しました)
変更されました、この場合だとOwnerが2人なので、2人が賛成なら提案通りにトランザクションを実行できます。
・マルチシグウォレットから出金
ここからがマルチシグウォレットならではの使い方です。
New transaction をクリック後、下記画像の画面で送りたいモノの種類(FTとNFT?)を選択します
送信先のアドレスと量を入力(通常のwalletと同じ感じ)
今回は0.1ETHを送りました
この状態だと賛成数が足りない為、トランザクションは実行されません
(ガス代もかからない)
承認待ちでこのように保留されます、ほかの人が挙げたトランザクションであればConfirmをクリックすることで、賛成票が入ります
二名のOwnerに認証(賛成)されたのでトランザクションを実行できました
・ポイント
実験で気づいた点を挙げていきます
・トランザクションのガス代は、賛成が一番遅かった人が支払う
→トランザクションを実行するのは最後の人のため(設定で変更できるかも?)
・URLから誰でもアクセス可能なのでオープンに管理できる
・コミュニティとしては賛成でも、Owner個人が反対だとトランザクションが行えない可能性がある(コミュニティの全員参加なら問題なし!)
・Ownerの追加もトランザクションのため、初期に多人数の賛成が必要な設定にしてしまうと面倒
・設定された人数に拒否された場合はトランザクションが実行されない為、ガス代はかからない
・さいごに
自分でも手探りの状態なので、間違っている部分や疑問点があれば、連絡いただけると嬉しいです。
下記のDiscordサーバもすごく面白いので、興味があれば参加お願いします。
ありがとうございました。
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