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幸せな100キロチャレンジ〜woodsdead100〜出発前


ひょんな閃きや思いつきが新しいチャレンジのきっかけになるらしい。

林試公園をぐるぐるしながらここを60周すれば100km。とiPhoneで弾き出した計算をみて、「やっちゃう??」の声に 「えー。やりたいけど怖い!」と言ったら、「やるの? やらないの?」との天秤にかけられた質問をされると、「やる」と即答のわたし。(人生においてこれから何かに迷ったら イエス か ノーかただただシンプルな質問にした方が即決できるんだろうな〜)

家に帰って、塙さんの軽い質問に、軽いノリ×軽い返答で「やる宣言」をしたことを思い出して、「100kmって何事。どうゆうこと。」軽い質問をしてきたのは海外ロングレースの覇者で100km超えのレースの怖さも楽しさもたくさん知っている強者。100km耐性が全く違う!ということに気づいたら、ついさっきまで「やれるかな。少し楽しみ」とワクワクしてたのに、「うぅぅわ。やるって言っちゃった」と数時間前の尻軽女っぷりに「アホ〜」と後悔。

↓やると宣言した日。まだワクワクしかない。

怖さが襲ってきたから、とりあえず寝ようと一晩寝たら、次の日自分でもびっくりするほど気持ちが前向きになってて驚き。ITJを無事に終え、再びやってきた未知の距離に何を準備すればいいのか、なんの練習をすればいいのか分からなかったけど、とりあえず翌日から「ゆるゆる走り続ける」ことをやり始めてみた。やっているうちに、具体的な日程決まってきて、普段から兎にも角にも 眠い×寒い が大天敵の私だったので、

・月がまだ空にいる時間帯に走る練習。
・雨の林試公園を試走する雨女練習。
・次の日に筋肉痛が出ない距離がmax34kmくらいと判明し、それくらいの距離を走る練習。
・挫けそうなときにhello hello hello Halloween〜プペプップープペル〜を脳内再生する練習。(えんとつ町のプペルより)
・気の向くままに、気の向く距離を走るjog
・鼻血が出そうなくらい心拍数があがった激坂練。("ハニー"コーチというあまあまコーチネームだけど、甘みはひとっつもない激辛激坂"オニー"練)

そんな練習をコツコツワクワクやっていたら月間史上最多距離に。

朝練後の朝日をぽかぽかの身体でお迎えしたり、

等々力渓谷に落とされそうになったり、

ランハントしてまるちゃんのスライディングにお腹かかえながら生田走ったり、

オニーコーチに鬼返ししたり、

走れば走るほど距離とともに、楽しみがどんどん積み上がり、#IのITJと同様、#woodsdead100の挑戦はとっても楽しい準備期間だった。

そんなこんなで準備していたら「挑戦=戦いに挑む」ってわけだから、やるなら本気でやりたい。やるなら楽しみ尽くしたい。

大人の本気の遊び!

ということで、オリジナルのゼッケンも作った。紙や印刷についてはプロ級の母に、「100km走るからゼッケン作りたいんだけど、耐水性強い印刷紙、何つかえばいい?」と相談したら、「100km走るってどういうことなの?え。駅伝?」ともちろん理解されなかったけど、説明すればするほど理解が難しそうだったので、終わったら話すね!ということに。私の質問に対してはさすがは紙のプロ。「あの紙のあの厚さいいと思うよ」とアドバイスをくれたけど、後日、「デザイン送ってよ。いいやつに印刷してあげるよ」とまさかの展開。
「陸上のゼッケンって規定あるらしいからそのサイズにしておいたよ」「ネームカラーの色味を少しいじっておいたよ」とノリノリで作ってくれました。
さすがMY MOTHER。ありがとう。

福島から届いたゼッケンには 程々に の文字。

ほどほどにゆるゆるとワクワク背負って頑張ろう。
もう少しでドキドキのチャレンジが始まる。


なんでそんなに走るの?
走ってて楽しい?

とたまーに周りから聞かれるシンプルで激むずな質問に、答えられず
「答えがわからないから走るのかなぁ。」
と曖昧すぎる答えしかできなかったわたしが 「楽しいから」
とシンプルに答えられらようになった。
のは塙さんのおかげさま。

「走る」を「楽しい」にしてくれた「魔法使い」ハニーコーチ。
魔法使いハニーってどんなファンタジーコーチだよって思うけど、実際は弱音を吐こうとすれば吐き切る前に一蹴されるし、辛そうな顔するとニヤニヤしてる「オニーコーチ」なんだけど、そのオニーっぷりが緩さと余白を残しがちな私にとってすごくありがたかった。

走る前から、すでにたくさんありがとうだから、ありがとうの記録を残して出発!!

2021.02.06 woodsdead100出発前の記録

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