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茨城アストロプラネッツ2023シーズン展望


久々のNote投稿となります。
今回は現在BCリーグでも注目のあの球団、現在3年連続ドラフト指名実績がありここ3年間で7人ものNPBプレーヤーを輩出している独立リーグでも今Hotなチーム・茨城アストロプラネッツについて取り上げさせていただきます。
また今回は茨城アストロプラネッツの色川GMにご協力頂きまして一部記事を記載しております。

茨城アストロプラネッツ新入団選手(12/6時点)

  • (投手)
    村上航選手 
    札幌白石高校-北海学園大-ウィン北広島
    大川塁選手 
    鹿島学園高校
    神田理久選手 
    星野高校-獨協大学
    小島正也選手 
    水戸啓明高校-流通経済大学中退
    佐藤友紀選手 
    千城台高校-秀明大学
    塚田将正選手 
    秋田南高校
    土生翔大選手 
    横浜高校-桜美林大学
    伊藤龍介選手 
    愛知産業大学工業高校-オセアン滋賀ブラックス-大分B-リングス
    根岸涼選手 
    錦城学園高校-桜美林大学-JFE西日本
    清原浩斗選手 
    山梨県立塩山高校-Nbuy硬式野球部
    浅野森羅選手 
    都立立川国際中等教育学校-東京学芸大学
    ディロルフ・ジョセフ・亜希羅
    上田西高校-TOKYOMETS
    宮本翔選手 
    北海道恵庭南高校-TRANSYS-琉球ブルーオーシャンズ

    (捕手)
    岩室真選手 
    岸和田高校-筑波大学(在籍中)
    日渡騰輝選手 
    霞ヶ浦高校

    (内野手)
    寺島祐太選手 
    守谷高校
    佐藤竜也選手 
    光明相模原高校-信濃グランセローズ


選手プロフィールと各選手の特徴

No.1 村上航選手 
札幌白石高校-北海学園大学-ウィン北広島
2000/11/1生 176cm80kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
MAX150km/h右腕。
今年の春先はアジアンブリーズに在籍しアスレチックスやドジャースのマイナー戦に登板。
5月からはカナダのサマーリーグに参戦し8月までプレーしています。140km/h後半がMAXだったもののサマーリーグ終盤で手応えを得て帰国。
9月12日のTwitter投稿で150km/hを記録し、今も尚伸び続けている選手です。
上背こそないものの動画を観る限り伸びのある速球、力のある球が投げられる印象の好投手です。変化球も3月のアスレチックス戦で結果こそ2回4失点だったものの三振4つをその変化でとっており、決まれば空振りの取れる球を有しています。
色川GMは「この1年が勝負、投げたいところに投げれる、カウント取れる変化球・空振りを取れる変化球の完成度が高くなれば1年で行ける選手」と評価。
また多くの経験がありながら来年23歳と年齢も若い事もあり伸び代を秘めている選手です。

No.2 大川塁選手
鹿島学園高校
2004/9/29生 185cm86kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
高校2年時に甲子園を経験している148km/h右腕。エースナンバーではなかったものの2021年夏の甲子園では盛岡大付属相手に登板し2回を投げてイニングを超える3奪三振を記録。大舞台で才能の片鱗を示しています。本人もストレートと空振りが取れる変化球が武器と語っており、最終年は背番号9だったものの投手としてのポテンシャルが非常に高い選手と言えます。
場合によっては数年単位で支配下というところも目指せる選手、色川GMも若いのでこれからの選手だとしつつも「ペースは他の選手よりゆっくりと言う訳にはいかない、やるべき事は多い」と語っていました。
将来性のある選手ですが毎年勝負ができる独立ならではの環境でどこまで進化し早い段階でステップアップができるか注目です。

No.3 神田理久選手
星野高校-獨協大学 
2000年5月5日生 183cm97kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
獨協大学出身の大型右腕、この選手に関しては殆どデータがなく本当にTwitterに数枚程度画像が残ってる未知数な選手です。リーグ戦登板ではリリーフが中心の投手で経験はまだ少ないですが体格はしっかりしており、やる気のある選手という事なのでここからの伸びに期待したいところです。

No.4 小島正也選手
水戸啓明高校-流通経済大学中退
2002/5/27生 172cm91kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
身長は170cm台前半も溜め込んだ筋肉と体格で力のある球を投げるのが魅力の選手。今年の春、リーグ優勝して全日本大学野球選手権に出場した流通経済大学で2年生ながらベンチ入りを果たしている選手です。
6月7日の神奈川大学戦でもベンチ入りしており出番こそなかったものの神宮の地を踏んでいる実力者。
とは言えまだ粗さがあり球の力がある反面コントロールはこれから、それでもパワフルなピッチングが出来る投手なので非常に魅力的です。
来年大学3年生と同じ年代なのでまだまだここからがターニングポイント。そろそろ一気に伸びるタイミングが来そうな選手です。

No.5 佐藤友紀選手
千城台高校-秀明大学
2000年6月23日生 180cm74kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
元西武ライオンズの外野手と同姓同名、千葉県大学野球連盟3部の秀明大学出身の投手・佐藤友紀選手。大学も経歴も聞いたことがなく、どんな選手なんだ?となった選手です。気になったので色川GMへ1番最初に聞いてみたところ「メカニクスがいい」「クセが少ない」という回答を頂きました。
またキャッチボールが上手く、先述の通りメカニクス面も優れており非常に素材として良いものを持っているとの事。やり方次第では大きく飛躍しそうな予感がする投手です。
この秋には3部優勝とMVP、最多勝利のタイトルを獲得。惜しくも千葉大学に破れ2部昇格とはならなかったものの結果を残しています。
とは言え、大学野球の3部出身でまだ未知数なところが多く実際にマウンドにだった時にどうなるかというところ。
実際に生で見てみたい選手の1人です。

No.6 塚田将正選手
秋田南高校
2004年5月26日生187cm103kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
どんどん身体が大きくなっている右の大型サイドハンド投手。このスケールの高校生投手は少なく、また近年サイドハンド投手の活躍も目立ってきているだけに楽しみな選手の1人。2年夏の甲子園予選では5試合中4試合に登板、決勝戦の明桜高校戦では3回途中から登板すると粘りの投球で6回2/3の超ロングリリーフを見せ3失点の好投。今年も準々決勝の大館鳳鳴戦では6回途中無失点の好投を見せるなど強い相手にも引かないピッチングが魅力的。惜しくも2年連続で甲子園を逃し聖地には届かなかったものの結果を残しています。ストレートも140km/h台前半を記録し多彩な変化球があるのが武器。コマンドが多く幅広くゾーンを使えそうなのが魅力の選手です。

No.7 土生翔大選手
横浜高校-桜美林大学
2001年3月10日生 181cm92kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
大学4年のリーグ戦でMAX153km/hを計測しインパクト与えて一躍注目された剛腕投手。大学では1勝7敗と中々勝てなかったもののラストシーズンに大きく飛躍を果たした投手です。
高校は神奈川の名門、横浜高校の出身で当時から140km/h中盤を記録していただけあって出力の高さは当時からあったそうです。
この土生選手、実は大学1年時の新人戦で1回だけ観ておりその時は6回1失点で日体大相手に好投を見せていました。
まだまだ伸び途中、試合数の多いBCリーグでどれだけの結果を残すことができるか楽しみです。

No.8 伊藤龍介選手
愛知産業大学工業高校-オセアン滋賀ブラックス-大分B-リングス
2000年1月20日生 173cm81kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
大分B-リングスでは主に中継ぎとして活躍。全体の防御率やWHIPはあまり目立った数値ではないものの5月28日〜7月6日までの1ヶ月半程で12試合に登板し、失点こそ喫したもののその期間自責点は0。1Sに加え6Hを積み上げ乗ると止められない選手です。
ソフトバンク戦も2年で5試合を投げ内3回で無失点と高いレベルも経験している選手の1人、試合ごとの内容の差を減らし勢いに乗ったピッチングで1シーズン戦い抜きたいところです。

No.9 根岸涼選手
錦城学園高校-桜美林大学-JFE西日本
1998年8月5日生 177cm75kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
大川塁選手が甲子園、小島正也選手が全日本の地を踏んでいる一方で根岸涼選手は社会人での全国経験を引っ提げてBCリーグに飛び込んできました。
錦城学園では130km/h中盤くらい、3回戦辺りで敗れる平均的な投手だったものの大学では一気にスケールアップ、大学3年時に153km/hを計測し中継ぎとして活躍しています。社会人ではどちらも1/3というワンポイント起用ながら2021年には都市対抗、2022年には日本選手権での登板がありそれぞれ打者1人で仕留めています
社会人2年で2年経験しているだけあって年齢的には1年勝負という側面がありますがそれだけ積み重ねてきたものがある選手。
加えて元チームメイトの土生翔大選手も新入団選手で加入しており桜美林153km/h右腕コンビの相乗効果にも期待したいところです。

※社会人と茨城のプラットフォームの違い
色川GMと根岸選手の話をするにあたって話題に上がったのが社会人と茨城アストロプラネッツの違いについてでした。

  • [社会人野球]
    社会人は安定した生活が出来る一方で社業を背負う広告塔としての側面がある為、勝利が命題。
    チームの勝利がメイン。
    社会人はNPBを狙う為だけの環境ではない。

  • [茨城アストロプラネッツ]
    茨城の野球はスケールアップがメイン。
    個々の選手の能力を伸ばした上で一人一人のスケールを大きくする事が第一。
    そのプロセスで勝利がある。


社会人と茨城アストロプラネッツでは立場が異なるが故にメインとなる部分は大きく変わってきます。
その点に於いて色川GMは選手のスケールを大きくする・伸ばす事に重点を置き、その過程に勝利があるとしています。
また色川GMは個を犠牲にしない野球というのを掲げており、チームとしての勝利も大事にしているものの選手主体の野球を非常に重視されていました。

そのスタイルは現に今シーズン数値にも表れており、茨城の犠打数はなんとリーグ唯一の1桁(9個)
一方で本塁打42本と128盗塁は全体1位。チーム安打数は600を超え、総得点数は2位の栃木に73得点差をつけてダントツの1位と思いっきり打たせる強打のチームが出来上がっていました。
選手特徴や能力を思いっきり使って伸ばして勝つ
それが茨城アストロプラネッツの魅力一つと言えます。

No.10 清原浩斗選手
山梨県立塩山高校-Nbuy硬式野球部
2003年12月16日生 179cm74kg 右投げ左打ち
(選手の特徴)
まだまだ見た目に可愛らしさが残るベビーフェイスピッチャー。昨年は東京都のクラブチーム、Nbuy硬式野球部でプレーし春季秋季の2大会で3試合に登板。先発した試合はいずれも敗戦投手となっているもののリリーフで投げた試合では2イニングを0に抑える好投を見せています。まだまだ身体も大きくなってこれから身体と頭が一致して来る段階だと思うので経験と試合の中で成長して行って欲しい投手です。

No.11 浅野森羅選手
都立立川国際中等教育学校-東京学芸大学
1998年11月9日 176cm81kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
一昨年まで東京学芸大学で投げていた選手。
故障等により出番はほぼ1シーズンのみ、リリーフ登板と出番は限られていたものの粘りのあるピッチングが武器の右投手。大学時代の写真を見る限りバランスの良い脚の上げ方をしており、下半身の安定感が伺えます。大舞台でのピッチングや大学での実戦経験が多くない反面で試合をこなして行く内にどれくらいのピッチングが展開できる様になるか楽しみな選手です。

No.12 ディロルフ・ジョセフ・亜希羅選手
上田西高校-TOKYOMETS
2000
(選手の特徴)
「ジョーイ」のあだ名を持つハーフ選手。
2歳からニューヨークで育つも高校では甲子園を目指し上田西高へ入学。疲労骨折を始めとした故障により高校では目立った活躍が出来ずに終わったもののTOKYOMETSでは明治安田生命戦で2回1/3を1失点という内容を残しています。
手足が長く、素材として非常に面白い投手。
どっしりした感じがあまりしない一方でまだまだ筋肉を積み込める印象。肉体が更に出来上がれば一気にレベルUPして行く可能性を秘めた選手です。

No.13 宮本翔選手
北海道庭南高校-TRANSYS-琉球ブルーオーシャンズ
2001年6月17日生 187cm77kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
スラリとした手脚の長身ピッチャー。
ボディバランスの良さが窺えるフォームから投じられるストレートと曲がるカット系の変化球が魅力の選手。軸脚で立った時のフォームが綺麗、線が細い印象はありますが決まった時の球の威力もある投手。
ストレートに近い様なカット系の球を上手く操作すれば大きな武器となりそうです。

No.14 岩室真
岸和田高校-筑波大学(在学中)
2002年3月15日生 167cm74kg 右投げ右打ち
(選手の特徴)
筑波大学に在籍しながらBCリーグの舞台へ。
こちらの選手もあまりデータは残っていないものの高3の夏には強豪ひしめく大阪府の大会で5回戦まで進出。5回戦では岩崎峻典選手(東洋大2年)にノーヒット12K、7回コールドと悔しい敗戦を喫したもののレベルの高い選手を目の当たりにしている選手です。
身長は高くないものの74kgと体格はどっしり。
捕手の成長に大事な試合での経験値をどれだけ得て進化していくか楽しみな選手です。

No.15 日渡騰輝
霞ヶ浦高校
2004年9月20日生 174cm84kg 右投げ左打ち
(選手の特徴)
福岡ソフトバンクホークスへ指名された赤羽蓮選手の球を受けていた強肩強打のキャッチャー。
高校ではクリーンナップを任されることが多く今年の夏は全試合で4番を任されていました。
加えてキャッチングも良く、赤羽君の勢いのある球をほぼ動かさずにピタッと止めるあたり相当な実力が窺えます。
高卒捕手かつ左打ちで強打、さらには二塁送球が2秒を切る肩にキャッチングと魅力溢れる日渡選手。
色川GMは支配下も狙える選手とした上で、
まずは高校生のマインドセットからプロへのマインドセットへの切り替えから始め、ここからどう育てるかとしていました。
こちらも大川選手同様に数年スパンでの支配下指名を期待される素材型選手。来年以降のBCリーグのトッププロスペクトになりそうな逸材のここからの活躍に目が離せません。

No.16 寺嶋祐太選手
守谷高校
2004年9月10日生 173cm84kg 右投げ左打ち
(選手の特徴)
2021年まで茨城に在籍した寺嶋一也選手の弟、寺嶋祐太選手。兄弟で茨城アストロプラネッツに在籍した選手となります。ポジションはショートで兄と同様の右投げ左打ち、身長173cmながら84kgと堂々とした体格の強打者で県大会での実績は少ないものの期待される選手です。センターラインの選手が現在少ない茨城で1年目からレギュラーを掴み取りたい。

No.17 佐藤竜也選手
光明相模原高校-東京ウェルネススポーツ大学・東京-信濃グランセローズ
1999年9月1日生 181cm94kg 右投げ左打ち
(選手の特徴)
BCリーグ1年目の昨年は主に指名打者で5番や7番を任されていた選手。ポジションは一塁手ではあるもののBCリーグ選抜で戦った美唄ブラックダイヤモンズ戦では途中出場でショートを守っています。マルチヒットは10回と4〜5試合に一度のペースで固めて打てる選手であり、左投手にも強さを見せています。
本塁打1本・長打率.341のところをいかに上げていけるか、体格はガッチリしているだけによりパワフルなバッティングも見たいところです。


[在籍中選手]
土田佳武選手 /二宮衣沙貴選手/市毛孝宗選手
高林翔選手/清水絢斗選手/石垣杜心選手
上田政宗選手/瀧上晶太選手/大生竜万選手


2023年へ向けて

「監督トライアウト」
茨城アストロプラネッツが打ち出した前代未聞の企画、監督トライアウト。これについて色川GMに尋ねてみたところ、まだ途中の段階と言う事でした。
今回のこの企画、色川GM自身が香港代表の監督に就任する時に実質監督トライアウトの様な状況であり、その経験や新しい事を追い求めていく茨城アストロプラネッツであるからこそ実現した企画と言えます。
色川GMは「存在する可能性を追う」のは当然の事ととし「野球界でのみでは野球界以上にはならない」と幅広く人材を求める姿勢を見せていました。
次の監督がどの様な人物になるか未だ未定ですが大きく野球界に変革が起きるそんな監督の誕生を楽しみにしたいです。

注目選手とドラフト候補
来年の茨城アストロプラネッツの注目選手は

土田佳武選手
二宮衣沙貴選手
上田政宗選手
大生竜万選手
大川塁選手
村上航選手
日渡騰輝選手
土生翔平選手
根岸涼選手


この辺りの選手がポイントになってくると思われます。
土田選手は独立リーグ3年目、今年惜しくも指名をされませんでしたが左右に打ち分けの出来るスラッガーでチームのポイントゲッターでもあります。右打ちで長打力のある野手で逆方向へ引っ張れるバッティングの持ち主、現在はウィンターリーグで武者修行中と更なる進化が期待されます。

二宮選手も同じく3年目。昨季は茨城に完全移籍し二桁10勝をマーク、茨城を初のリーグ優勝へ導きました。大学時代から奪三振率はあまり高くないもののピッチング内容は安定しており、2種類のフォークとストレート、ツーシームを武器に組み立てるピッチングを展開。防御率も2点台を継続しており来年のドラフトに期待が掛かる選手です。

共に3年目に入る実力者の2人、色川GMも「この2人には行ってもらわないといけない」と期待を寄せていました。

個人的に楽しみにしているのが上田政宗選手です。
脚力はBCリーグでもトップクラス。相手バッテリーを見てスチールを決める印象のある選手です。通算盗塁数は63個と1年で30前後の盗塁を決められる脚があるのが魅力。今季はセカンド中心でショートも守っていました、また今年は守備に就かなかったものの昨年は内野全ポジションを守るユーティリティ性も併せ持っています。大卒3年目なので年齢的なところもありますが十二分にドラフトに掛かる可能性のある選手と見ています。

大生竜万選手はスケールの大きい選手で身体能力が非常に高く、身長182cm90kgの体格から放たれるパワフルなバッティングが魅力。
外野がメインの選手ですがサードも守れ、観戦した試合ではフェンスによじ登って打球を追うなど一球一球への執着もあります。オリックスとの交流試合でも力強い打球を飛ばしておりプロ相手でも力負けしないところも武器と言えます。
まだ年齢も来年21歳と若く、まだまだ伸び代の塊。完成した時にどこまでの選手になるか計り知れない選手、期待大です。

ルーキーだと大川選手、村上選手、日渡選手、土生選手、根岸選手に期待。村上選手と土生選手、根岸選手はそれぞれ出力が高く力のある選手の印象です。特に村上選手はTwitterやYouTubeでの活動を見てますが実際に生で観てどんなピッチングをするか体感してみたい選手です。
大川選手日渡選手は地元茨城出身の高卒。
素材として良いものを持っている選手2人、大川選手は外野もやっていた経験があり地肩も強そうな印象。日渡選手はキャッチングのブレが少ないので投手の勢いに負けない捕球にも注目したいところです。

NPBプレーヤーが新規加入
12月14日、茨城アストロプラネッツは今年まで東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍していた石田駿選手の獲得を発表しました。2年前まで栃木ゴールデンブレーブスで投げていた153km/h剛腕サイドハンド投手が3年ぶりのBCリーグでのプレーとなります。
NPBでは思う様に結果が出ませんでしたが来年まだ26歳と若くまだまだレベルUPして返り咲きが狙える選手。元サッカー日本代表の内田選手似のイケメンで林昌勇選手に憧れを持つ実力者がどこまでのプレーを見せてくれるか楽しみです。

「2023年の茨城アストロプラネッツ野球は」
最後に来年の茨城アストロプラネッツの野球について色川GMにお聞きしたところ、「選手主体でやるスタイル」で一人一人の活躍や武器を活かし、やるべき事をやっていくとの事でした。
また選手一人一人を犠牲にせず個々の持つ武器を使いかつ選手のスケールアップを掲げる色川GM。

「茨城球団と他球団の違いは優先事項の違い。茨城アストロプラネッツでは選手のスケールの拡大と成長を目的に試合を活用し、そのプロセスに必ず勝利が必要という考え方。一方で他は勝つことが目的にあって結果的にドラフト指名があれば良いと考えてるのではないでしょうか」

と語られており、
やはりメインは選手、そしてそこでいかに伸ばして勝っていくかになりそうです。

おわりに
今回はBCリーグでも注目の球団、茨城アストロプラネッツについて取り上げさせていただきました。
ご協力頂きました色川GM、茨城アストロプラネッツ球団様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。
個人的にも期待している選手や成長度合いを見てみたい選手、実際に生で観たい選手が何人もいるチームなので来年もぜひ現地へ赴きたいと思います。

また毎年毎年大きく変わるBCリーグの中でも特に新しい取り組みを展開する茨城アストロプラネッツ。
先日はタイでのトライアウトの開催があり、幅広いジャンルから様々な選手を獲得してくるのも魅力のチームです。
昨年のペレズ選手の様なロマン溢れる選手が今年も観れるのか、これから行われる外国人選手の獲得からも目が離せません。

という事で今回は近年注目の革命球団、茨城アストロプラネッツその来年の展望をご紹介させていただきました。ではまた次回もお楽しみに!
                    了

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