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一心同体

彼は大きくなったり小さくなったりする

小さいときはほとんど見えないけれど

でも確かに存在しているようだ


大きくなるときは存在を確認した瞬間

もっともっと大きくなっていく

あいつから逃げようとしても

どうやらダメらしい

あいつには包み込んであげる

やさしさが必要らしい


それでも

ぼくがいるからあいつがいるし

あいつがいてこそぼくになれる


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この詩は、「こころの中にある ごろっとした 正体不明のあいつ」に収納にされています。連投で、13作品お届けします。


#正体不明のあいつ #詩

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