【生後4ヶ月】装具をつけることになって
先日、こんな記事を書いた。
我が子の4ヶ月検診で、内診の際に股関節の開きをチェックしていただいたのだが、そこで要精密検査と診断される。
あまりにも急なことで、しばらく現状を受け止められなかったが、旦那さんが付き添ってくれていたおかげで少し冷静さを取り戻すことができた。
病院での診断結果は、左の股関節が硬く、今は脱臼してはいないが、放っておくと脱臼する可能性があるとのこと。その予防のために、「装具」をしばらくつけて開きを促していくようにした方がよいと。
大丈夫なのか、治るのか。
いつまで、装具をつけるのか。
お医者さんの説明を受けているときも、不安が邪魔して、話が耳に入ってこない。
装具をつけるのは、翌日ということになり、その日はそのまま家に帰った。
そもそも装具って何?
調べてみると、どうやら
「リーメンビューゲル」というものらしい。
画像をここに載せるのは差し控えるが、その装具のものものしい様相に、一気に不安やら、後悔やら、ネガティヴな感情にとらわれていく。
装具をつけることになった経験をされている方のブログを読むと、3ヶ月から半年までの長期スパンで使用されているようなことも書かれており、また心が重く沈むような気持ちになっていった。
翌日、お医者さんの説明を聞くところによると、脱臼はしていないので「まずは3週間」股関節の開きを促すために装具をつけていくとのこと。
(はじめにも説明を受けていたが、耳に入ってなかったよう)
とはいえ、なかなかつらい。
装具をつけている時も息子はギャン泣き。
その時は自分がしっかりしなくてはと気を張っていたけれど、家に帰ってから、ふと装具をつけた我が子の姿を見て、胸が苦しくなってくる。
「よくなるために必要なこと」
そう言い聞かせるようにしても、どうしようもなくかわいそうという気持ちが生まれてくる。
また、育て方で後悔する気持ちも消えなかった。
原因は「向き癖」だといわれたし、息子は相当頑固な向き癖があるので、本当にそうだろうとは思うけど、抱っこの仕方やおむつの当て方など、予防できる方法があったのではと考えてしまう。
それでも、そんなわたしを支えてくれたのは周りの家族だった。
旦那さん、義理の母、母。
誰もわたしを責めることなく、温かく励ましてくれた。どれだけ救われたか。
そして、息子の笑顔。
装具をつけて、はじめはむずかることも多く、居た堪れない気持ちに襲われそうだったけれど、そんな最中もあやすといつもと同じように、最高の笑顔を向けてくれる。
今の現状を受け止め、できる限りのことをしてあげたい。
ピンチの時だからこそ、気づけることってある。
周りへの感謝だったり、当たり前のことが当たり前じゃないってことだったり。
最後に。
こうやって書くことで同じような経験をされている方が、少しでもほっとできたり、支えになれることを願って🙏
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。