2024.7.6 土曜日 晴天

久しぶりに、ちゃんと9時間眠った日だった。だけれど、目は開かなくて 重力に逆らえない体 鈍い頭痛。
久しぶりに、起きられないこの感覚…。今までも、バイト行きたくないなーとか、そんなふうに思った朝はあったし、それでもなんとか身支度をして、家を出れば あとは自然と足が向かっていっていたのに。ぐわんぐわんと頭痛、気持ち悪さ、嘔吐き。今日はバイトに行けない 休もう と決めた。

1度休むと、その次同じ現象に陥った時、精神的にこんなにも休みやすいのかと驚いた。以前だったら「そんな無責任なこと…」「体調管理も仕事のうち…」「そもそもこの不調は風邪とかではなくメンタルから来るものなのだから、我慢 制御すべき」「当日欠勤するなんて…」「店主の方お店1人で回すことになる、大変だ…」「サボりじゃないのか…」とまあ、ひととおりこんな風に自分を責めに責めまくってのしのしと起き上がって仕事に向かっていたわけだけれど。今は「体の不調は休んで治すべきことという認識なのに、どうして心の不調はそれよりも軽いものと捉えられる?」とか「仕事を休むこと 当日欠勤すること、良いことでは無いよ でも、だから、ちゃんと ごめんなさい ありがとうを言えれば それでいいんじゃないの?」とかそういうふうに、すんなり思えるようになった。でも…自分を責める気持ち、少しはあるよ。それが急に、一切合切無くなるわけないだろ。でも、わたしはもう知っている。わたしの心や体の調子の、絶妙なニュアンスのこと。わたしは元来 真面目な性分。だからじぶんがズル休みしたり、てきとうにしたり、誰かに負担が 迷惑がかかること そんな「じぶんがじぶんを許せなくなる」ことは絶対にしない。元々そういう価値観だから、だから逆説的に言えば、どれだけ大変にみえることでも 難しいこと 面倒くさいことでも、よし やるかって、やれているなら問題は無いのよ。問題なのは 自分が その後の自分を想像出来なくなった時。大丈夫なときは なんだかんだ言って、結局やるんだろうなーなんて、想像が出来る。でもだめなときは、想像が出来ない。働きに行ける気がしない…。むしろ、想像ができる …怖いことの想像が。必要とされない感覚、いてもいなくても同じ、なんなら邪魔? 強い口調、反応の無さ、削られる精神。

だからわたしは、早々に行く選択肢を切り捨て、わたしを怖がらせるものから遠ざけ、ソレで頭がいっぱいに埋め尽くされてしまう前に、だめになる前に、嫌いになる前に、ビャッと連絡をして、スマホの電源を切って、布団を被って眠る。

起床。9時。程々いい時間。
調子もだいぶ良くなってきたし、いいお天気なので洗濯を回す。その間に軽く身支度をして、お茶を飲んで、ひといき。今日、それをやる予定だったみたいに、部屋の掃除をはじめる。床をはいて、モップがけ、洗濯ものを干して2回目回す、トイレと洗面所、お風呂場、洗濯もの干す。
この1週間程、ずっとやれていなくて毎日嫌になっていた掃除が、こんなに簡単に終わってしまった。まだ午前中。もう、絶対、明日はバイトに行ける と確信。

お昼ご飯にレトルトのカレーを食べて、ぼうっと過ごす。眠たくなったのでお昼寝。パートナー帰宅。ちょっとお昼寝のつもりが、4時間も眠っていたみたい。一緒に洗濯ものを畳んで、あんまりお腹すいてないけど、何か胃に入れた方が眠たくなるかな…と、冷やし中華の麺だけすする。
お風呂して、薬を塗って、就寝。明日はバイトに行きたいと思えているし、その為の対策も取れている。

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