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Bリーグチェアマンクラブ訪問その45 山形ワイヴァンズ~TOHOKU CUP 2021~

第9回 TOHOKU CUP 2021の共同記者会見に出席してきました!

青森ワッツ・秋田ノーザンハピネッツ・仙台89ERS・福島ファイヤーボンズ・山形ワイヴァンズ、そして招待チームとしてレバンガ北海道が参加します。(岩手ビッグブルズは同日天皇杯予選があるため不参加)

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Bリーグアーリーカップとして、2017~2019年に全国それぞれの地域でリーグ戦前のカップ戦を開催していましたが、TOHOKU CUPは2012年から開催されている唯一のカップ戦です。東日本大震災からの復興、被災地を元気にしようということで始まり、今年は山形での開催ということになります。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催を断念しましたが、今年は震災から10年目の節目。強い思いを持って開催に至りました。
10年経ったからといって終わりではありません。単に東北クラブが集まって試合をします、ではなく、震災を風化させないというのが目的です。

Bリーグが開発した、バスケットボールを通じて防災減災を学ぶディフェンスアクション。これを子どもたちに浸透させたい。
また、東北6クラブによるU-15の試合も開催。決勝戦はTOHOKU CUP最終日にエキシビジョンマッチとして行われます。プロの試合の前にこういった機会を設けることで、子どもたちに夢を与えられれば素晴らしいと思います。

リーグから"チェアマン基金"というものを拠出し、大会開催の費用的にもバックアップさせてもらいます。

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東北6県のクラブ社長たちはコミュニケーションが非常に密です。bjリーグ時代から経営の知識共有などをされている印象が非常に強かった。
Bリーグが開幕してからは勝利への渇望が大きくなりましたが、東北地域のクラブは横連携が色濃く残っています。試合の時は全力で戦うが、それ以外は「東北を一緒に盛り上げる」仲間として高め合っている。東北地域の一員という意識が非常に強いのだと感じますね。

B1・B2・B3とカテゴリが分かれている、普段対戦がないクラブとの対戦が観られるというのもTOHOKU CUP魅力でしょう。岩手ビッグブルズは天皇杯の予選と日程が重なってしまい出場できませんが、招待枠としてレバンガ北海道が出場。リーグ戦とはまた違う試合が観られるでしょう。非常に楽しみです。東北のバスケファンの方々、ぜひお越しください!

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さて、山形ワイヴァンズは地域のケーブルテレビ局のグループ企業であり、Bクラブで珍しいパターンのメディアカンパニーです。自分たちのクラブを自分たちで発信可能というのは魅力ですよね。

TOHOKU CUP記者会見でも想いを語りましたが、番組収録もしたのでご覧になれる方はぜひチェックください。

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もう1つご紹介します。秋田ノーザンハピネッツのパン事業、ハチトニ製パン。1ついただいたんですが、美味しかったのでみなさんもぜひ食べてみてください。

なぜバスケクラブがパン屋を?とお思いかもしれませんね。
実は新B1参入基準の12億円という売上の中で、一定の割合はバスケットボール事業以外のものでもよいというルールを定めています。他のクラブでも新しい事業を立ち上げるところが出てくるかもしれません。そういう意味でも、購買による応援をぜひよろしくお願いします!

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