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Bリーグ マネジメントカップ2021 B1は琉球が初優勝!!B2は仙台が3連覇!!

マネジメントカップは、毎年行われているデロイトトーマツグループが発表しているものです。マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の4つの観点から評価しています。詳細については、下記のサイトからご確認いただければと思います。

マーケティングは、平均入場者数、アリーナ集客率、客単価の3つの観点で評価しています。B1の平均入場者数は1580人(1位は千葉2395人)、アリーナ集客率は27.2%(1位は宇都宮43.9%)、客単価は3,858円(1位は大阪 6,833円)となっています。

経営効率は、1勝あたりのチーム人件費、チーム人件費、1勝あたり入場者収入の3つの観点での評価となります。B1の平均1勝あたりチーム人件費は、15.5百万円、チーム人件費は408百万円、1勝あたり入場料収入5.0百万円。

経営戦略は、売上高・チーム人件費率、SNSフォロワー数、グッズ関連利益額の3の観点による評価となります。B1の平均売上高・チーム人件費率は、41.8%、SNSフォロワーは111,212人、グッズ関連利益額は12.6百万円。

財務状況は、売上高、売上高成長率、自己資本比率との3つの観点になります。B1の平均売上高は、960百万円、売上高成長率は11.7%、自己資本比率は、7.4%。

これらの4つの観点からの評価により、B1では琉球が初優勝となりました。2位は宇都宮、3位が秋田と続いております。デロイトグループの木村社長へのインタビューで、「経営者の仕事は、事業のステージを変えていくこと」というコメントをしています。「沖縄をもっと元気に!」という活動理念を愚直に体現しつつ、常に進化しているクラブという評価をされたのも頷けます。琉球の木村社長はじめスタッフの皆様、おめでとうございます。

B2については、詳細は記述しませんが、1位が仙台、2位が熊本、3位が奈良となりました。仙台の志村社長はじめスタッフの皆様、3連覇おめでとうございます。

クラブの経営が良くならない限り、選手たちのプレー環境も、ファンの皆様の観戦環境も上がっていきません。だからこそ重要な指標だと思いますし、ランキングをあげるべく努力する数値目標があることは業界発展においては良いことです。
 
ファン、スポンサーの皆様の応援・ご支援が順位を押し上げることになるのですが、その応援・ご支援を獲得するために努力することはクラブの責務なのでリーグもクラブと一緒に努力していきたいと思います。

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