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幸福感

2012年から毎年発表されている世界幸福度ランキング。日本は2021年に56位と低迷、先進7か国(G7)では最下位だそうです。1位はフィンランド、2位はデンマークとなっています。この手のランキングは北欧がいつも強いですね。

しかし、そもそもどんな方法で調査しているのか?と疑問になったので調べてみました。

基本的に調査で用いられるのは、主観的な幸福度を調べるためのキャントリル ラダー(Cantril ladder)と呼ばれる11件法だそうです。「0」~「10」までの11段階のはしごをイメージし、自分自身の生活への満足度が、いまどこにあるのかを判断していく調査手法だそうです。

このような主観に、以下の6項目の内容が加味されるとのことです。

1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度

基本的に専門家は、謙虚に答える国民性も影響しているので低く出るのでは?とのこと。また、治安も良く、医療体制が充実している先進国にも関わらずなぜ低いのか?「自己肯定感が低く、日本人は完璧を求めすぎたり、細かいところに気にし過ぎる国民性だからでは?とのことです。アドバイスとしては、もう少し楽観的に考えたほうが自己肯定感は高まると。これが難しいんですけどね。

国民性に加えて若い人達は未来の社会に対して漠然とした不安があったり、SNSの影響もあってか周囲を気にしすぎて窮屈になりがちなのではないかと思います。気にし過ぎることなく多様性を尊重してもっと明るい、人にやさしい幸福度の高い社会を作っていきたいですね。

私たちはバスケを生業にしていますが、地元にプロバスケのクラブがあることの幸せ、贔屓のクラブを応援している自分が好きなんて自己肯定感のアップに繋がる人(ファン)を増やせたら素敵ですね。ある意味でBリーグの価値が高まり、ファンがたくさん増えること=そんな人達が増えることになるのであればバスケで日本を元気に、より近づいていきます。

バスケ、Bリーグの関係者の皆様、こんな観点からも頑張りましょう!!本日もお疲れ様でした。

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