鹿児島レブナイズ クラブ訪問
昨日ははじめて西原商会アリーナへ。この地はなんと元々刑務所があった場所なんです。目の前には公園があり、桜も咲いており、気持ちの良いところででした。
アリーナの形は珍しく円形でどの席からも見やすい形状でした。席数も5000人以上収容可能で現在のB1基準にも適合しています。なんと言っても会場で感じたのは、女性ファンが多いこと。基本的にBリーグの女性来場比率は高いのですが、それでも印象としては圧倒的かなと思いました。
会場で下鶴市長とも懇談させていただきましたが、レブナイズが経営危機からB2昇格を狙えるところまで成長してきていることを本当に喜んでおられました。また、スポーツ、エンタメに対して造詣が深く、愛情も強くクラブを自治体としてもしっかり応援していただけることを確認できて良かったです。
ハーフタイム時にお話ししましたが、Bリーグの初年度にこのクラブは存続の危機に陥っていました。当時、クラウドファウンディングや選手たちも募金活動をするなどブースターの皆様や地域の皆様によって支えられて存続することができました。その後も幾多の紆余曲折がありながらもこうして昇格争いをしているクラブに対して市長としても当時の状況をご存じなので感慨深いものがあるのだと思います。
私も当時の状況はもちろん知っていました。だからこそ今回はじめて鹿児島に来て、コロナ禍でもたくさんのブースターの皆様にご来場いただいていることを本当に嬉しかったです。苦しい状況の中でもブースターの皆様に支えられて今が在ること感謝しかありません。また、この状況は決して当たり前ではありません。クラブは少しづつ良き方向に進んでいますが、感謝を忘れずに次のステージにブースターの皆様を連れて行ってあげてほしいです。
試合は、お互い譲らず激しい展開でした。珍しくゴール下で観戦したせいか、いつもより熱量が伝わってきて興奮しました。レブナイズは昇格に向けてもうひとつも落とせないという緊迫感の中、素晴らしい試合で85-81で勝利しました。スゥープスもまとまりのある良いチームでした。
ハーフタイムではメディアの取材を受けて、試合後はクラブ経営陣と意見交換。本日は午前中、鹿児島市役所にてクラブの支援をお願いした後、クラブスタッフへの勉強会となります。
クラブはようやく経営として攻めに転じるところまで到達しました。厳しい時期が長かったのでいろんなものを断ち切り、好転させるにはある一定時期に相当なエネルギーをかける必要があります。また、地域の皆様の信頼を得るには時間がかかります。まずは、信頼するに値する方向に進んでいることだけは早い段階で感じてもらわなくてはなりません。
今後、新体制になりクラブが最善を尽くしていくことは間違いないので鹿児島県民の皆様には応援していただけるとありがたいです。また、現在のブースターの皆様には、ひとりでも多くのご家族、ご友人をお誘い合わせの上、会場に駆けつけていただけとありがたいです。何卒、よろしくお願いします。
この2日間で、自治体、メディア、そして、ブースターの皆様の強い応援体制は確認できました。私が対話していないのでなんとも言えませんが、バスケ協会やスポンサーなど応援体制の輪が広がれば間違いなく劇的に変わると思います。期待しています!そして、Bリーグとしても応援してまいります!
最後に岐阜から遠路応援に駆けつけていただいたスゥープスブースターの皆様、ありがとうございました。
鹿児島は、温泉あり、海あり、山あり、川あり、観光資源が豊富で何より食事が美味い!焼酎も美味い!ウイスキーも🥃アウェーでの行き先として間違いなく選ばれしところです。
そして、れぶにゃん、可愛かったなぁ。
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