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未来のために

現在、日本の国・地方の長期債務が1200兆円あります。国内の個人金融資産は2000兆円あり、半分以上は現金。企業の内部留保は480兆円だそうです。

また、日本の2021年のGDPは、588兆円。GDPに対する長期債務の比率はなんと204%。世界ワースト水準です。債務危機に陥ったギリシャをも大きく上回ります。

もちろん、日本には多額の金融資産があるので単純比較出来ませんが、突出していることは間違いないです。昨今は、コロナ対策にも多額の財政出動を余儀なくされています。万が一、今後、大地震などの地政学リスクが発生した場合に大変なことになることは間違いないですし、心配です。

難しい舵取りをしなくてはいけないコロナ禍であってもそろそろ感染拡大抑制と経済活動推進の両輪を回すことは大局的に至上命題なのではないでしょうか。ちなみに2021年9月、緊急事態宣言解除後の10月は前月比4.3%(16兆円)個人消費が上昇したそうです。

また、日本が成長していくには積極的な規制緩和でイノベーション、新しいチャレンジを積極推進していくことこそが必要不可欠でしょう。

2021年大納会の株価は28791円。1年で1347円(5%)上昇しました。3年連続上昇、30年ぶりの3万円台にも到達しました。ようやく回復の兆しがありつつもアメリカのGAFAM 5社の時価総額 10兆ドル(1150兆円)を超えました。なんと東証の3800社の合計、750兆円をはるかに上回ります。

悔しいですが、他国と財政状況と成長力を比較した時の現実を受け止め、どうしていくべきか。社会的にも、経済的にも未来に最も影響を受ける若い世代の意見を反映出来る社会にしていくことを望んでいます。残念ながら人口構成比率と投票率が低い世代なので構造的に意思が反映されづらい構造ですし、そもそもこのようなことを気にすることも難しい現実があると思います。

こんな観点からもBリーグの掲げる将来構想の一丁目一番地であるアリーナにおいても各地の未来のために本当に有益かどうかが大切だと思っています。ここをぶらさず地域に対して社会的、経済的な利益を生み出すアリーナを推進していきたいと強く思っております。



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