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オールスターゲームについて

琉球、A東京、大阪、京都でのコロナ感染者が発生して対戦クラブへ濃厚接触の可能性が疑われる中、リーグ戦の運営のみならずオールスターゲームの遂行さえも危ぶまれてきています。

感染拡大の中、先を見越した決断が必要になってきています。本日は多岐にわたる関係各所と協議を重ねておりました。ファンの皆様がご心配していると思いますのでまずは私からご一報させていただきます。

まず、最終決断する上で何を軸として意思決定するか。当然のことながら国、自治体の意思を尊重していくというのは言うまでもありません。その上で、一番は最上位概念である「バスケで日本を元気に」するために通じているか。また、オールスターゲームのコンセプトであるB.STYLE、バスケと街の共演。地域を盛り上げるため多くの方に集ってもらう、街の魅力に気づいてもらい、選手とも触れ合ってもらうこと。いわゆるお祭りです。こういうことができる状況か否か。

レギュラーシーズンや日本代表の試合は、クラブ、選手にとって仕事であり、厳しい試合でファイトすることは務めでもあります。自治体の要請、リーグのルールに適合している以上、開催していくという強い意志は今後も変わりません。

他方、オールスターゲームはある意味、日頃応援いただいているファンの皆様に対する感謝の気持ちをお届けするために毎年異なる地域でイベントを開催するようなものだと思っています。だから、選手選考やイベント内容においても開催地が喜んでもらえるなら多少奇抜な判断があってもよいと思っています。

だからこそ、オールスターゲームはBリーグにとっても大切なビッグイベント。ファンの皆様に心から楽しんでもらいたいと切に願っています。しかし、オールスターゲームに選ばれたにも関わらずで出場が叶わない選手も相当数発生しそうな状況になっているのも事実です。

前述した私達の理念、オールスターゲームの意味、開催地の想いなどを鑑みて、速やかに開催の有無を決断したいと思います。渡航中止のタイミングに伴う費用にも影響することも懸念しております。ファンの皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしますが、今しばらく最終決定をお待ちくださいますようお願い申し上げます。



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