鏡半身 2 白井健康 2019年12月19日 10:23 鏡半身 たぶん呼気を吐き出し間引きされるひかりのようにはいかない見られることなくはじめての花を咲かせいちばん深くなったあとは堆積するしかなく水域をいっとき共有し昨日のように流される前世を立ち尽くせば借景の街に海岸線は歪んで億年の骨の白さと饒舌な啞のひかり鳥の渡りは母だったのかもしれない五指を大地に染み込ませ三半規管を少しずらせば吃音のように聴こえてくる #詩 ダウンロード copy #詩 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート