解体治療 4 白井健康 2018年6月16日 15:48 この街のはずれ糜爛のうつくしく桜はいつも川辺に咲いて濡れたまま肉に貼りつく銀紙のうえを味覚のない風は吹く名前のない肉体になるまで刻むあたかいだろうなあ、今夜は 退化した鰭の感触こそばゆい黒髪はしおを噴き出す深さ撓められいのちへ届く針先が太平洋の埠頭に変わる #短歌 ダウンロード copy #短歌 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート