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意外と知らなかった洗濯のこと | 洗濯ブラザーズ三男さんと喋ってわかったことその①

こんにちは、10YCの下田です。今週12/22~27は渋谷モディの方でポップアップストアをやっています。その期間中はInstagram Live Weekともなっていて、様々ゲストを呼んだり、企画をみんなでやったりしています。このブログはLive Week3日目の「洗濯会議」の中から洗濯ブラザーズの三男さんに教えてもらったことをまとめたものになっています。知らなかったこと、間違えたことがかなりあって面白かった!

洗濯ブラザーズさんについては👇から

いい洗濯をするには、まず洗濯環境を整えよ

今回の洗濯会議を前にユーザーさんに「洗濯について悩んでることありますか?」という質問を投げかけていたので、まずはその質問に答えていってもらおうかなと思っていたのですが、オープニングで「そんなことは全部料理のコースでいうメインディッシュの話ですよ。まずは前菜から準備しましょう。洗濯でいう前菜とは洗濯環境を整えることです!まずはそこから!」と食い気味に制されたので、まずはいろはから教えてもらうことからスタートしました。技術どうこうよりもまずいい洗濯環境を整えること。それがいい洗濯をする第一歩です

いい洗濯環境とは、きれいな洗濯槽にしていること

これができていなければ、絶対にいい洗濯はできません。どれだけ洗っても部屋干し臭がしちゃう。部屋干し臭の原因は洗濯槽をきれいにしないで、汚い状況で洗っているから(洗濯槽の裏側についてカビが部屋干し臭の原因なんです!)。この状態を三男さんに言わせると「お皿を洗わないで、ご飯を食べ続けているのと一緒」だそう(絶対嫌だ)。なので、市販の洗濯槽クリーナーで定期的(湿気の多い時期で月1回、湿気の少ない時期で月2回の頻度)に洗濯槽を洗うことが、いい洗濯をするまず最初ステップです。

水はたっぷり使わないと汚れは落ちない

洗濯をするときって結構おまかせでやってしまう人多いと思います。でもこれではあんまりいい洗濯はできないそう。洗濯機の水の量は洗う衣料の量で決まりますが、これは汚れの量とは関係していないんです。洗濯の目的は汚れを落とすことなので、汚れの度合いによって水の量を設定しなくてはいけないんですね。またぎっちり洗濯物を入れた状態で洗うのもNG。洗濯は水で濯(すす)がれているときと脱水をしているとき(洗いのときではない)に汚れを落とすので、ぎつぎつだと汚れが濯がれないまま、洗濯が終わります(ただ洋服を回していただけです)。おすすめは水の量に対して6~7割の衣料の量だそうです。また制約がない場合は常に水の量は最大にして洗ってねとのことでした(多ければ多いほどいい)。

洗剤はたくさん使っても、汚れはたくさん落ちないよ!

僕はなんでも多いほうがいいと思うタイプ(大盛り無料大好き)なので、汚れが目立つものを洗濯をするときは目分量より多い洗剤を入れて、たくさん落ちてほしいなと思って洗濯をしていたのですが、これは間違いだそうです。汚れを落とすには、正しい量の洗剤を正しい量の水で撹拌(かくはん)させることが大切。なので、洗剤のパッケージに書いてある量は必ず守ってね。
※撹拌=かき回すこと。かきまぜること。

ピンポイントの汚れは前処理で決まる

食事中に食べ物を洋服にこぼしちゃったときなど、ピンポイントに汚れがついてしまうことがあるかとおもいます。そんなときは、洗濯機で洗う前に前処理をすると汚れの落ち方が全然違うみたいです。前処理の方法としては、水と洗剤を半分ずつ入れてかき混ぜた溶液をスプレーボトルに入れておいて、それを吹きかけるだけ。保管できるものなので、一回用意しておくとその後も簡単に前処理できます。僕はよくやるのですが、洗剤の原液をそのまま汚れている部分に付けるのは絶対やめてねとのこと。何度も言いますが、洗剤は水と撹拌してはじめて効力を発揮します。
そしてこれもやりがちだと思うのですが、食べ物をこぼして汚れがついたときは水を付けたティッシュでとんとんと汚れの部分をかるく叩くだけにしてください。そこで汚れを落とそうと擦ったりすると、汚れは落ちにくくなってシミとして残ってしまいます。。。もう一つ大事なのは、汚れは時間がたつと酸化していくので、その日のうちに洗濯をしてくださいとのことです。あと熱(アイロンとか)をかけるのも、汚れが固着してしまうにもNGです。
個人的には、洗濯ブラザーズさんがやっている洗剤ブランド、LIVRER YOKOHAMAさんのPre-washスプレーが好きです(よく落ちる)!

脱水の時間は短めに!脱水を長くするよりも、干す環境を良くするほうが早く乾く。

乾きにくくなってくる季節とか特に、乾かない洗濯物に苛立ちを覚えることもありますよね。だから、「うーん、この脱水10分!」とかにしてしまうこともあるのですが、これはあんまり意味がないのと、デメリットが大きいので、あんまり長く設定しないほうがいいとのことでした。おすすめの脱水時間は3分とのこと。
あんまり意味がないというのは、脱水の時間を長くしてもさほど乾く時間が変わらないというのと、早く乾かせたいのであれば、干す環境を整えることのほうが断然効果があるとのことでした。干す環境としておすすめなのは、温度が高く、湿度が低いところということなので、天井近くに干して、下に除湿機を付けたりすると乾きやすくなるようです。また浴室乾燥を使う方は湿度をしっかり取って干してくださいとのこと。
逆にデメリットとしては、脱水が行われる際の遠心力によって洋服に対するダメージが大きくなり、シワになってしまうことやヨレが起きやすくなってしまうことがあり、長く着たい洋服や大切な洋服の場合などには必ず脱水は短めにお願いします。

初洗いは手洗いがVERY GOOOOOD!

新品の洋服を買ったとき、やっぱりできるだけ長く着たいですよね?長く着てもらうために、一番最初の大切なことは、初洗いは手洗いでやるということ。というのも洋服は最初の洗濯で一番縮みや色落ちが発生するので、手洗いで優しく洗うことが長く洋服を着るコツです。
手洗いの方法としては、【①桶に水をはる→②水に洗剤を5mm程度入れる→③しっかりと撹拌させる→④裏返した洋服を入れる→⑤3分ほど優しく押し洗いをする(こすり洗いはNG、意味ないです)→⑥おにぎりを握るように脱水(にぎにぎ)→⑦洗濯ネットに入れて動かないようにして脱水1分→⑧桶に水を入れて濯ぎ→⑨3分脱水】です。これをやるだけで全然違うので、これから長く付き合っていきたい洋服の初洗いは手洗いでお願いします!

最後に

ということで、洗濯に関するいろはを書いてきましたが、ライブではもっと質問があったりして、ちょっと一回ではボリュームが多すぎるので、もしこのnoteがたくさん読まれたら、Q&A形式のその②版を出そうかなと思っています。待てない人はぜひInstagramでアーカイブしているので、そちらご覧くださいませ。少しでもみなさんの洗濯ライフのお力になれたら嬉しいです。

洗濯ブラザーズさんがやっている洗剤ブランド👇

洗濯ブラザーズさんが書いた洗濯についての本👇

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